S.H.Figuarts(真骨彫製法) 仮面ライダーW ファングジョーカー(風都探偵アニメ化記念)レビュー
どうも、Sett22 /セッツーです。
今日で2024年も終わりですね。
今年の1月に思いつきで始めたこのブログ、更新頻度は低いですが多くの方に見て頂いており、大感謝です。
来年もゆるく続けて行けたらなと思います、よろしくお願いします。
さて、年内最後の滑り込み更新はこちら。


S.H.Figuarts(真骨彫製法) 仮面ライダーW ファングジョーカー(風都探偵アニメ化記念)
2024年11月16日発売 価格:9,900円(税込み)
初版の発売から6年以上が経ち、市場ではプレミアがついていたファングジョーカーの真骨彫が『劇場版 風都探偵 仮面ライダースカルの肖像』の公開に合わせてついに再販。外箱には同作品のロゴもあしらわれています。
またTVアニメシリーズの放送に合わせて発売された他の「アニメ化記念」版と同じく、初版の付属品はそのままに、必殺技用のエフェクトと台座が追加されています。
商品発表当初から欲しかったのですが、ネット予約争奪戦は大敗し発売日の店頭販売を狙うことに。
発売時期から劇場版での活躍は予想していましたが、まさかクライマックスであそこまでの大立ち回りを見せるとは思っておらず、先行上映での鑑賞後、必死になって抽選でも購入可能な店舗を探しました……。


素立ちの状態で前後から。
全身の棘が鋭利で、劇中のシャープな印象がそのままに再現されています。
ボディの塗装は両サイドともにツヤ消しのような質感です。
劇中のファング側は光沢のある塗装になっていましたが、フィギュアとしてはこのマットな表現も落ち着いていてアリですね。

上半身のアップ。
ファング側の胸部アーマーの模様はクリアパーツの上から塗装で再現されています。
劇中で使用されているスーツとは少し違います。


上半身を両側から。
角度によっては意外と丸っこい顔しています。

ダブルドライバーのアップ。
発光部はクリアパーツの奥にライトブルーとパープルで塗装。奥行きがあります。
メモリ装填部のウィンドウにはクリアパーツが使われています。
細いレッドとブラックのケーブル部も精密に塗り分けされています。

右腰にはマキシマムスロットが装着されています。
こちらもウィンドウはクリア。

脚部。
エッジが立ちつつ、柔らかめの素材なので指に刺さったり書けたりする心配は低め。

可動はこんな感じ。平均以上。
特に開脚と足首の可動が広く、足の付け根の内側にはカバーもあり関節が露出しない機構に。接地性も優秀。
全身可動は硬め、特に右肩と腰部はギチギチ音がするほどなので、動かす際は注意が必要。プラプラするよりは全然問題無し。
ファング側の二の腕ロールにクリックのような軽い引っ掛かりがあります。


腰部・胸部・首の可動範囲が広く、上下を向く動きも付けやすいです。

ちなみに胸部にもなぜか可動が入っています。が、自分はあんまり効果的に使えていないです……。
スーツにもこの機構あるのかな?

付属品一覧
可動も武装も豊富に付属しています。
台座はガイアメモリのマークと風都探偵のロゴが入ったもの。
いつも通りキャップを外して魂ステージの支柱を使うこともできます。

ファンがメモリをアップで。
ディスプレイ部はプリントで再現、メカニカルな箇所の造形・塗り分け共に素晴らしいです。
CSMをそのまま小さくしたかのよう。

ピントが胸の方に合ってしまって見ずらいのですが、メモリを持つ用の手首が付属。
ボタンに指がかかるような造形になっています。


ファングメモリはドライバーに刺す形状に差し替え無しで変形可能。
このままドライバーに装填できます。


このアップにも耐えうる塗装・プリント・造形、真骨彫のクオリティはやはり素晴らしいですね。
一方、ギミックを盛り込んだ弊害としてベルトとファングメモリが超分厚くなってしまっており、本体の可動を妨げてしまっています。

レバー部は劇中や玩具同様に可動。
ファング側の装備やマキシマムドライブを発動させるアクションを再現できます。
ばねが仕込まれているわけではないため、好みの位置で調節します。

右腰のマキシマムスロットにはガイアメモリが装填できます。
が、ウィンドウから覗くマークが少しズレてます。
DX玩具ではマークが上側にはみ出ていましたが、今回は逆側にはみ出し。数年前に販売していたガシャポンのエターナルエッジのミニチュアもマキシマムスロットとガイアメモリのマークがずれていた記憶。
これ合わせるのってそんなに難しいんですかね……?
メモリの固定は甘め。


続いてファング側の各種武装を紹介。
まずはアームセイバーから。
肘から前腕ごと引っこ抜き、アームセイバーが生えた状態のものに差し替え。

手首を戻せば装備状態の完成。
今なら玩具化されるような武器になりそう。


続いてショルダーセイバー。
右肩アーマーを外してショルダーセイバー付きの肩に差し替え。
取り付ける穴が小さいうえに、ボール軸の方も可動箇所が多く、非常に取り付けづらかったです。

完成。
正直劇中の印象は薄いのですが、フィギュアでまじまじ見るとこのアンバランスさがカッコいい。

こちらは手持ち用のショルダーセイバー。
肩についていた物と同じ大きさ。
保持用の手首が左右分付属しています。
差し込むとしっかりフィットします。

最後はマキシマムセイバー。
足首を分解し、軸に通してあったアンクルを取り外します。


マキシマムセイバーが生えたアンクルに交換することで必殺技発動時の脚を再現できます。


こちらは今回新規に付属したエフェクトパーツ。
上記のマキシマムセイバーと同じく、アンクルごと造形されています。
クリアパーツの透明度が高く水色のグラデーションと波打つような造形が非常に綺麗。
刃先の方はホワイトになっています。


最後にサイクロンジョーカーと比較。
こちらは2021年にプレバンで抽選再販されたものです。
首・ボディ・ベルト・足首・各可動関節部は共通しているように思われます。

ジョーカーサイドの質感に大きな差は無し。
全身の関節はファングジョーカーの方がしっかりしています。
以下ポーズをつけていきます。

『さぁ、お前の罪を数えろ!』
フィリップ特有の余裕のある、落ち着いたポーズが昔から好き。

大きく表情が付いた手首が付属。
上に向いて反る可動ができるため、咆哮のポーズも決まります。

この手首、咆哮以外にも合わせやすく、ファングジョーカーの荒々しいポージングに重宝します。

『アームファング』
腕から直接生えている武器を振り回してバッタバッタと敵を切り倒していくアクションがカッコいい。

『ショルダーファング』
このギミックが無い無機質な武装感がたまらないですね。
今だったら玩具化前提のデザインだったり変形玩具になったりしているんだろうなと思ったり。

『ファングマキシマムドライブ』
せっかくなのでアニメ化記念の台座と合わせてタメのポーズ。
支柱も欲しい……!!

『ファングストライザー!!』
この足を高く掲げたファングジョーカー固有のキックポーズ、ダイナミックでフィギュア映えしますね。
クリアエフェクトもアクセントとして綺麗です。
以上、S.H.Figuarts(真骨彫製法) 仮面ライダーW ファングジョーカー(風都探偵アニメ化記念)のご紹介でした。
以前から手に入れたかったファングジョーカーの真骨彫、劇場版に合わせたベストなタイミングの再販になりました。
大元の出来が良いうえ、新規に追加された台座とエフェクトも満足度が高く、全く文句無し。
欲を言えばもう少しだけ手に入りやすくなってくれるとありがたいですが、それもまぁ真骨彫の醍醐味かなぁと……笑
各種武装を組み替えて遊ぶのが楽しい良いフィギュアです。
S.H.MonsterArts ゴジラ(2023) 放射熱線Ver. レビュー

どうも、Sett22 /セッツーです。
先週16日の土曜日、買い物ついでにTAMASHII NATION2024へ行ってきました。
特撮関連ブースの参考展示で気になったのは、直撃世代である真骨彫のゴーオンレッド・去年から音沙汰の無いグリーザ・まぁ出るであろう斬月あたり。
グリーザに関しては去年は「グリーザ第二形態」名義だったものが「グリーザ」になっていたのでコンパチでの発売を検討してるのかな?などと思ったり……。
クロスセイバーのような待望の商品やたっくん&草加のようなサプライズ商品化など幅広い流れが来ているので、参考出品状態の物にも期待ています。
本日はそんなTAMASHII NATION2024開催記念商品からこちらをご紹介。


S.H.MonsterArts ゴジラ(2023) 放射熱線Ver.
価格:17,600円(税込) 2024年11月13日発送
去年11月に公開された「ゴジラ/-1.0」、ちょうどこのくらいの時期に発売されたモンアツが、放射熱戦Ver.としてリカラー再登場。
抽選販売された本商品、今回は事前抽選で当選したためイベントに合わせての発送となりました。
熱線放射Ver.ってかなり人気の部類に入るバリエーションだと思うのですが、なぜ抽選になってしまったのでしょう……。
事後抽選で欲しい人たちに行き渡ることを願います。

パッケージ裏には酒井ゆうじ氏のコメント。
原型の作成や彩色などに携わっています。
コメントの内容はリカラー元の流用ではなく、今回新規で寄せられたものになっています。


こちらはイベント限定品としてのスリーブ。
表は商品写真をダイナミックに使用したもの、裏面は今回のイベントのビジュアルで彩ったものに。

外箱から取り出す際の写真。
珍しくビニールに巻かれていました。
(しかしパケには傷アリ……。)

ブリスターにはこのように梱包されていました。


箱から取り出した状態。
パーツの密度か内部の構造の影響か、かなり重いです。持つとズッシリ来ます。
プロポーションや造形は本編そのままのような印象。
全身よく動いてポージングの自由度が高い一方、スタンダードなこのポーズにしっくりくるポイントもあり、ストレス無く直立が決まります。

背面。
背鰭のエッジが鋭く、尻尾自体はかなり長いです。


頭部のアップ。
左頬側の傷や眉は綺麗に塗られている一方、右頬側のウェザリングがあっさりめ。
歯はスカイブルーをベースにざっくりホワイトで塗られています。

正面。
青く光る目のプリントは正確で、こちらを睨みつけるように焦点が合っています。


口は開閉可能なうえ、連動して口の横の膜(咬筋筋膜なんて言うらしい)が迫り出してきます。
舌も上下に可動。

口内のディテールはこのようになっており、抜かりなく造形されています。
小サイズながら生物感のあるギミックが詰め込まれていて素晴らしいです。

胸部周りのアップ。
胸の傷に集中して塗装されており、その周囲にウェザリングが広がっています。
腕周りなど色が乗っていない箇所もあり、部位ごとに多少のばらつきがあります。
肉眼だとあまり気になりません。

腕の可動はこんな感じ。
各部にボールジョイントが仕込まれ、前・後ろ・上げる動きなど、幅広くポーズをつけることができます。
ボールジョイントが多用されている恩恵で、細かなニュアンスの表現が可能です。


腰周りの可動。
定位置から腹部を押し込むことで、可動域が拡大。捻りや前屈みのポーズをつけることができます。
腰周辺の皮膚はリング状のパーツでお腹に周っており、捻りに追従して自然なスタイルを維持します。


俯きとのけぞりの可動はこのくらい。
脚は固定のまま腹部の可動を軸に動かしています。
首の関節も活用することで、ほぼ真上を向かせることも可能です。

脚部のアップ。
つま先周りの鎧のような皮膚も相まって、ウェザリングが効いています。


脚を前に挙げる動きと開きの可動。
太ももの付け根は引き出し式になっており、上手く表皮の干渉を避けることでここまで動きます。


膝から下の可動。
脚をかなり後ろに引いても足指の可動が追い付くので、踏み込むようなポージングが自然に決まります。
膝に当たる箇所とくるぶしに当たる箇所も触ってみるとボール軸で思いのほか柔軟に動き開脚の動きに追従するため、接地性も申し分ないです。

続いて背びれ周辺。まずは横から。
ベースは水色のクリアパーツで成型され、表面の凸の箇所に白に近い色が乗ることでディテールが際立っています。
また本体側の背びれ周辺部をマットな水色で塗装することで、発光の照り返しを表現しています。


各部のアップ。
発射直前の背びれが飛び出た状態ではなく通常位置ですが、ずっと飛び出た状態だと違和感あるので、これで良かったと思います。

後ろから見た図。
3列が歪な並び方をしており一見干渉しそうですが、背びれが互い違いに生えているおかげで、支障無く背面や尻尾の可動ができます。


一番トップの首や頭の関節に近い箇所の背びれ三つは前後の可動が仕込まれており、首の可動に合わせてよけることができます。
一方、細かいパーツなので少し外れやすく、動かす際は注意が必要。
ふと気づいたら落ちてるなんてことにもなりそうです……。

尻尾のアップ。
ボールジョイントが仕込まれ、上下左右にフレキシブルに可動します。
個体差かもしれませんが、根元に比べて先端部のジョイントが緩め。
あまり動かすと摩耗による保持力低下の可能性がありそうなので、あまり無理なポージングはさせないようにしています。

付属品一覧。
台座(魂STAGE ACT.4)1セット・放射熱線エフェクトパーツ・世界観再現用飛行機パーツ・接続ジョイント。


熱戦放射エフェクトパーツ。
水色のクリアパーツで成型され、白のグラデーション塗装がされています。
先端部は波動のような形に。
付属の台座に差し込んで使用します。

台座の3mm軸を差し込む箇所。


先端はこのような造形になっており、ゴジラの口に添えることで熱戦放射状態を再現できます。
あくまでガイドとしてこの造形になっているだけで、固定されるなどのギミックは無し。

世界観を再現する飛行機パーツ。
震電ですね。
塗装は最低限で、プリントなども無し。

後部のプロペラはクリアパーツで再現され、回転しているような造形になっています。


上下から見た図。
下には台座に接続する用のパーツを差し込む穴があります。
3mm穴に直接差すことはできません。
台座は一般的な魂ステージACT4と変わりありませんでした。
基本的な紹介は以上。
以下ポーズを付けていきましょう。

銀座襲撃や高雄へのパンチなど、劇中でもダイナミックな動きが印象的なのでポージングが楽しいです。

攻撃を受けて、背びれが徐々に発光。

大きく吸い込み……。

一気に放出!
生物にしてはちょっとメカっぽ過ぎるギミックな気もしますが、ああいう演出にやっぱり弱い。
否が応にもワクワクしてしまいます。

敷島が乗る震電によって誘導。
航空機に疎いためこのような機体実在したことを知らず、初鑑賞後に調べて驚きました。
九州にある撮影用の模型もいつか見てみたいなぁ。

海を泳いで迫るゴジラ。
首の可動が優秀なので、泳ぎながら前を向くポーズも可能。
海面のエフェクトなんかがあればもっと雰囲気を出せそうです。

海神作戦によって海に沈んでいくシーンの再現。
ここと海中で静止するシーン、ちょっと可愛げもあって好きなのです。

予備作戦でも倒しきれなかったゴジラの最後の一撃準備。
手首に可動があるのでぐっと力を入れるような表現も可能。
この場面のゴジラ、水圧でかなり形状が違うのでそれを再現したフィギュアもいつか出てほしいなぁと思います。
白目が恐ろしくて印象的です。

震電による攻撃で締め。
応援上映にて自然と皆で敬礼の構えになったのが印象的なシーン。
山﨑貴監督の新作ゴジラも発表になりましたが、あのラストからどう展開するのでしょうか。
そろそろ国産の新怪獣が来るんじゃないかと期待しつつ、楽しみに待ちます。
以上、S.H.MonsterArts ゴジラ(2023) 放射熱線Ver. のご紹介でした。
劇中の3Dモデルを参考にしていることもあってか、作品の印象そのままに立体化されており、一見するとどこに関節が仕込まれているかわからないほど立体物としての満足度が高いです。
それでいて引き出し式関節などにより可動面でも優秀。見た目も損ないません。
スタンダードな直立を取らせようと思うと各部にしっくりくるポイントがあり、動き過ぎるが故のストレスも無く、感覚的な遊びやすさも両立しているというアクションフィギュアとしての楽しさもあります。
初めてモンアツシリーズを購入したのですが、怪獣にポージングを付けるのがこんなに面白いとは思いませんでした。
大戸島の呉爾羅もいつか出して頂きたいところです。
東宝30cmシリーズ 酒井ゆうじ造形コレクション ゴジラ(2016) 第4形態 オルソVer. レビュー
どうも、Sett22 /セッツーです。
玩具・フィギュア集めが趣味の界隈では3月の物量が取り沙汰されることがありますが、意外と11月も結構大変。
特に今週はTAMASHII NATION 2024の開催や真骨彫ファングジョーカーの発売など色々重なってます。
少しずつ消化していきたいと思います。
今回はそんな中、先陣を切って届いたこちらを紹介します。

東宝30cmシリーズ 酒井ゆうじ造形コレクション ゴジラ(2016) 第4形態 オルソVer. 一般流通版 2024年10月31日発売 価格:34,650円(税込み)
昨年、「ゴジラ-1.0」の公開を記念した山崎貴セレクション上映内で突如発表された「シン・ゴジラ」のモノクロ版、「シン・ゴジラ:オルソ」。わずか2日間の限定上映の後、‐1.0と合わせてBlu-ray化され、先日のゴジラ・シアター企画内での再上映も記憶に新しい本作からまさかの立体化。
2018年に発売された同シリーズの通常版をオルソカラーにリペイントした商品となっています。
ゴジラ・ストアではオルソVer.の発光版が、少年リック直販では通常カラーの発光版が同時期に受注されていましたが、今回はクリア造形+シルバー塗装(後述)の一般流通版を選択しました。
覚醒版のレビューは以下より。

梱包はこのようになっており、本体と尻尾が分割。
尻尾を支える台座類、説明書が付属します。


尻尾を取り付けて全身。
鎌倉上陸時の高架橋越しに佇むシーンをモチーフにしているそうで、オーソドックスな第4形態の出で立ちです。
激しいポージングが付けられているわけでは無いのですが、一歩踏みしめている力強さや尻尾のうねりなど動きを感じられる造形になっています。


逆サイドと正面から。

上半身のアップ。
全身がクリアで造形されているため、手などは向こう側のホワイトが透けています。
体表はグレー混じりのブラックで塗装されています。
横から。
正面から見た際、劇中と比べると首から胸回りにかけて気持ちガッシリとした造形になっているかな……?と思いましたが、見上げる目線で見るとちょうどいい太さになっていました。


同じ画角で光の当て方を変えるとこのようになります。
写真では伝えづらいのですが、光の当たる面がぎらりと反射し、発光しているかのような見え方をします。

尻尾取り付け前、本体を裏側から見たもの。
クリア造形の裏側から全身隈なくシルバーが吹かれています。
このシルバーの反射によって発光の揺らぎや体表と肉体の奥行きが表現されています。


顔のアップを左右から。
眼球の塗装は精密で、かなり下の方を向いています。
嚙み合わせの悪そうな歯も一本一本細かく造形され、シルバーで汚しが入っています。

頭部正面。
稲村ケ崎に出現した際のおぞましく痛々しい正面顔を思い起こさせる造形です。
寄って見るとおでこの辺りに分割線がありますが、肉眼ではあまり気になりません。
ここも眉間から鼻にかけてがギラっと光ります。

足回り。
岩のようなごつごつした表面とモクモクとした黒煙のようなボリュームが再現され、隙間からはシルバーが光ります。
尻尾の付け根の辺りには梱包時の分割線があるのですが、一見しただけではどこかわからない程に馴染んでおり、目立ちません。

つま先付近。
爪はホワイトをベースにスミ入れが施され、付け根にはブラウンのグラデーション彩色があります。
ランダムに配された小さな爪も抜かりなく塗られています。

背面のアップ。
背びれが3~5列、不規則に並びます。
付け根を見ると、体表を突き破ったかのような、生えてきたような感じにも見えます。


横からアップで。
ここもディテールが細かいです。
シルバーとブラックで彩色されつつも、光が当たると透け感もあり。
背びれの先端はシャープに造形されています。
このような劇中で見えづらい箇所の造形も堪能できるのはハイエンドフィギュアならではだなと思います。


尻尾周り。
この尻尾の節の箇所も裏側からのシルバー塗装が効いています。
先行して入手していた方が投稿していた写真を見ると、この部分のシルバーが悪目立ちしているような印象があったのですが、実際は光の当たり方により見る角度によって落ち着いた目立たない発色になります。


シン・ゴジラの特徴として欠かせない印象的な尻尾先端のアップ。
他の部位に比べて表面のブラックの塗装が抑えられ、クリアな造形を活かした表現がされています。

口にも見える箇所。
覚醒版では開いていましたが、本商品では閉じています。
以下何枚か劇中イメージで。



以上、東宝30cmシリーズ 酒井ゆうじ造形コレクション ゴジラ(2016) 第4形態 オルソVer. 一般流通版のご紹介でした。
2018年発売の通常カラーの再販を待ち望んでいたところ、唐突に発表された本商品。オルソからの商品化は全く想定しておらず驚きました。
同タイミングで通常カラーの発光版の受注もありましたが、「シン・ゴジラ:オルソ」の映像表現の素晴らしさやオルソVer.のゴジラ然とした落ち着いた色合いにも惹かれ、こちらを注文。
既に所持していた覚醒版と並べた際の派手な色彩との対比や、クリア成型を活かした発光表現などが立体物として非常に美しく、選択は間違っていなかったなと思いました。大満足の逸品です。
S.H.Figuarts(真骨彫製法) 仮面ライダー響鬼 真骨彫製法 10th Anniversary Ver. レビュー
どうも、Sett22 /セッツーです。
今日は「風都探偵 仮面ライダースカルの肖像」の完成披露舞台挨拶付上映が当選しましたので、そちらに行ってきます。
直撃世代のダブル、しかも昔から大好きなスカルにフォーカスした作品ということで非常にワクワクしています。6巻は何回読み返したかわからない程お気に入りのエピソードなのでどんな仕上がりになっているのか楽しみです。
さて、今回は先週末到着したこちらのご紹介です。


S.H.Figuarts(真骨彫製法) 仮面ライダー響鬼 真骨彫製法 10th Anniversary Ver.
発送:2024年10月18日 価格:14,850円(税込)
今年3月~5月にかけてTAMASHII NATIONS STORE TOKYOで開催されていた真骨彫製法10周年記念展の記念品として抽選販売された商品です。
事後抽選で当選したため、イベント開催から半年後のタイミングで到着。
カブトのライダーフォームもラインナップされていましたが、そちらはまだ本編を完走出来ていないため購入を見送りました。
カブトも響鬼も真骨彫ブランド立ち上げ最初期に発売されていたものの一部仕様替え再販で、今現在プレミア化している初期商品の救済としての側面もあると思います。

箱側面はいつもの箔押しの商品名+メタリックレッドの表記で特別感が演出されていました。


箱から出した状態で全身。
初期商品のリカラー再販ということで一見するとスタイルは最近のアーツよりも細く見えます。
が、仮面ライダーシリーズ内でも比較的人体に近いデザインや、胸部に巻かれた襷状のパーツによってより腹部周りが絞られて見えたりということもあっての細さかなと。
動かしていると全く気になりません。



本商品最大の特徴であるボディの塗装について。
この10th Ver.はボディ部分の塗装に偏光塗料を採用することで、光の当たり方によって赤っぽい色や紺、紫など様々に変化し、劇中スーツと同じ色の揺らめきを楽しむことができます。
手元で見ると感動ものです。ついついいろいろな角度から眺めてしまいます。
また箱裏の宣材写真ほどギラついた玉虫色ではなく、落ち着いた色味です。


顔のアップ。
目や口に相当するパーツが無く、隈取で縁取られた面の造形を見事に再現。
この曖昧なデザインが素晴らしい。
劇中より強調されていますが下側の隈取ラインが暗い色になっているところも抜かりなく捉えています。
額の鬼の面にはスミ入れが入っていました。

1点残念だったのが塗装不良。
伝わりにくいかもしれないですが、右顎の塗装がはみ出し、顔の左側から鼻先にかけてのラインもしっかり塗られていません。
問い合わせようか迷い中。


腰には音撃鼓と装備帯。
ふんどし部分には大雑把なウェザリングが入っていたのですが、遊んでいるうちに落ちてしまいました。
個人的には綺麗な方が好みなのでこのままで問題無し。
背面のこげ茶の線も綿棒で擦ったら落ちそうです。

音撃鼓を外すとこんな感じ。
ディティールと塗装が入っています。

塗装面を広く見ることができ、曲面が美しい太ももをアップで。
ご覧の通り塗装の粒子は多少粗く、フィギュアサイズならではの粒感があります。

付属品一覧。
真骨彫10周年記念台座、交換用手首4種とマウント用・手持ち用の音撃棒・ディスクアニマル・変身音叉音角、音撃棒用エフェクト2種。
例によってスタンド用の支柱は付属しません。



装備用の付属品をそれぞれ本体に取り付けた状態。
それぞれ小サイズながらも塗り分けられているうえ、スミ入れなどの質感もバッチリ。
一部造形の細かさに塗装の精度が追い付いていないところもあるにはありますが、これくらいは許容範囲。

フル装備状態で1枚。
やはりこの腰に集約されたごちゃごちゃ感がたまりません。

手首と付属品紹介前に一点。
手首の換装方式が近年主流のボールジョイントではなく軸になっており、手首がガッチリ嵌まります。一方、外す際はちょい硬め。

こちらは手持ち用の音角で、小物用の右手首で保持します(おそらく、説明書記載無し)。保持が緩くポロリしがち。
使う手首が違うのかな……?

続いては起動状態のディスクアニマル(画像はルリオオカミ)で小物用の左手首で保持。こちらはしっかり挟んでくれます。
接写すると塗装の粗が目立ってしまいますが、ディスクアニマル自体の造形は細かく、クリア成型も相まって肉眼だと非常に綺麗。

鍛えてます、シュッ!手首。
個人的には変身前のイメージが強いですが、響鬼の代名詞ともいえるこの手首も付属。




手持ち用音撃棒。
左に持たせているのが阿、右が吽。どっちがどっちかわからなくなってしまうのでライダー図鑑のスチールを参照しました。
鬼石はクリアパーツで再現、鬼の造形も肉眼で確認できるほど細かいです。
劇中、木でできている箇所は木目のようなディティールが彫り込まれています。

音撃棒先端の鬼石&台座部分は取り外すことができ、エフェクトパーツを取り付けることができます。
また地味に嬉しいポイントとして、エフェクトは個別に造形されており炎の揺らめき方のニュアンスが異なります。
また、左右どちらにも取り付け可能。

フィギュアライズスタンダード(塗装・改造済み、以下FRS)と比較。
FRSの方が二回りほど大きいです。また各部のバランスやプロポーションが違っていたり、FRSの方はエッジやシワなどの造形が簡略化されている箇所もあります。



両者共に特筆すべきはその体色。
ほぼ同一スケールで特殊なスーツカラーの色合いを再現している一方、そのアプローチの方法は異なり、真骨彫は塗装で、FRSの方は成型色で再現しようとしているという違いがあります。
色の変化の幅が大きくスーツと似た表情変化を見せるのは真骨彫ですが、塗料の粒子に左右されずスーツと遜色ない滑らかさを有し、絶妙なラインで色を再現したFRSも負けていないと思います。
皆さんはどちらの表現がお好みでしょうか?
以下ポージングさせて遊んでいきます。

7人の戦鬼冒頭の歩いて向かってくるシーン。
スタイリッシュな歩き方と面を着けていても伝わる迫力があります。

気を込めて烈火弾。
構えの腰を落としたポーズが好きです。

烈火弾を放つときのこの体重を乗せたポージングもカッコいい。

初めて響鬼を視聴した際、第2話のツチグモ戦の音撃打のトドメ直前でバチ同士を打ったところで痺れました。

FRSからエフェクトを拝借して音撃打・爆裂強打の型。
他の音撃打よりも何だか印象に残る爆裂強打の型。語呂のせいかな?

以上、S.H.Figuarts(真骨彫製法) 仮面ライダー響鬼 真骨彫製法 10th Anniversary Ver.のご紹介でした。
10周年記念商品という扱いで再登場した響鬼。2021年ごろから真骨彫シリーズを集め始めた自分にとって非常にありがたい機会でした。
また偏光塗料の効果は凄まじく、これはまさしく本物の輝き。
造形や光の当たり方に応じた変化を体感できるという、立体物ならではの楽しみ方だなと思います。
メモリアルに関連した再販、次は11月のファングジョーカーになりそうですが、私は未だ予約できていない状況なので朝から並んでどうにかこちらも手に入れたいと思います。
S.H.Figuarts(真骨彫製法)モモタロスイマジン レビュー
どうも、Sett22 /セッツーです。
パチンコの電王が稼働開始しましたね。
自分は博打はしない主義なのですが、直撃世代ということもありさすがに心揺らぎました。
打ちに行った友達やバイト先の人が泣きを見た話を聞いて正気に戻りましたが……。
放送終了から15年以上経った今でも未だに新規展開があり、且つしっかり大注目を集めるというモンスターコンテンツ。
今回はそんな電王からこちらをご紹介します。


S.H.Figuarts(真骨彫製法)モモタロスイマジン
2020年10月10日発売 価格:7150円
真骨彫の電王シリーズで一般販売された2種目の商品で、発売は4年前。
誕生日を機に新品・定価で買えました。
発売前の注目度はかなり高かった覚えがありますが発売後即完売が多い他の真骨彫商品と比べ、店頭で見かける機会が多かった覚えがあります。
他のイマジンたちにも続くかと思いきやそこまで続かなかったですね……。
参考出品されていたデネブ、今でも待ってます……。


全身
だいぶ前の商品ですがプロポーションは非常に良く、最新商品の鎧武に勝るとも劣らない高岩さん感があります。
特にお腹周りのマッシヴ感や脇のあたりのシワ造形がモモタロスらしさに貢献してて良いです。
一方で個人的に気になる箇所もあり……。


上半身のアップ。
顔があまり似ていないです。
本編と比べると角が長く、突き出ている角度も寝過ぎかなと。
目も小さく丸っこく、そのためか目同士も離れている印象。
ぱっと見はモモタロスなのですが、本編やスチールと見比べると見劣りします。




THE 仮面ライダー展で撮っていた写真と比較。
声が無いと結構普通の怪人顔です。
スーツでは自然に入る陰影がフィギュアサイズだと影にならなかったりするのも原因なのかな?
ということで……。


←左:修正後 / 修正前:右→
造形的なところは仕方ないので、ガンダムリアルタッチマーカーを使って簡単に微修正。
・ブラックで目の上のラインを引いて目つきを鋭く
・ブラックで目頭側面を塗って目と目を近づいた印象に
・レッドとブラックで頬周りに墨入れ
ざっとこの辺を行って顔をシュッとさせ、目を近づけました。
以下この加工後の顔でお送りします。


上半身にはモモタロス独自の機構が搭載されており、胸アーマーが独立して可動します。

実際に動かしてみるとこんな感じ。
このようにリアルなアーマーの動きを再現できます。
ファイズの肩アーマーの胴体接続と組み合わせたら完璧に劇中スーツのようになりそうですが、今のところモモタロス以降この機構が取り入れられているものは無かったような……。

脇には窪みが設けられ、脇を締められるようになっていました。

全身のリベットと「MOMO」タトゥーは凸のディテールと細かな彩色で再現されていました。
ほぼズレが無く、すごい技術力だなぁと。


上半身の可動はこんな感じ
胸部と腰のボール可動が特に優秀。


下半身の可動はこんな感じ。
太ももは引き出しなどではないのですが大きく前に出すことができ、軽く後ろにも動かすことができます。
足首も広く動き、設置性も優秀。

足裏のディテールもしっかり再現。
こんな造形だったのね……。


膝下にはオーズ系に代表される捻りの可動が入っていました。
が、発売からだいぶ経っているためかテンションが無く、開封直後はポージングさせても支えられない程ゆるゆるでした。

そこでこちらも改修。
パーツの隙間に爪楊枝を突っ込み、ピンを引っこ抜き分解して、パーマネントバーニッシュをピンと穴に塗布。
乾燥後はかなり良い硬さになりました。

付属品紹介。
まずはモモタロスウォード。いつ聞いてもすごい名前。
柄部分のスミ入れが効いています。
バランスなどは完璧で劇中通り。

ナオミ特製コーヒーとソーサー。
意外と複雑な模様もプリントで正確に再現されています。
カップの方は持ち手に指をかける用の専用手首が、
ソーサーの方は平手で保持できる作りになっていました。
手首以外の付属品は以上。
ポージングさせていきましょう。

俺、ポーズ。
肩が水平以上上がるので楽々再現可能。
専用の中指が折れた手首も両手分付属します。

序盤の「ごめんなさーい!!」シーン。
結構上の方を向けます。
首の造形ってこんな感じだったんですね。

印象的な台に足を挙げるポーズ。
climax jumpのmvやデンライナーの車内などでよく見るやつ。
手首周りの可動がさせやすく、軽い脱力感などのニュアンス付けに役立ちます。
地味に嬉しいポイント。

ここらでナオミのコーヒーを一杯。
仮面ライダー ザ ダイナーで今も飲めるのかな……?

モモタロスウォードを構えて敵を指差し。
意外と短く、角が邪魔で肩にかけづらかったのが誤算。
とはいえハッタリが効いてカッコいいです。

箱と一緒に締め。
以上、S.H.Figuarts(真骨彫製法)モモタロスイマジンのご紹介でした。
結構前の商品ですが今でも通用するプロポーションと可動構造、塗装を持ち合わせており、キャラクターも相まって単体で非常に楽しめます。
顔の違和感は依然として残りますが、スーツの方が思ったより強面というか、作品から持つコミカルな優しいイメージに近い造形にはなっていてこれはこれで良いかとも思ったり。
遊びやすく、居るだけで電王の世界観が形成できる良いフィギュアです。
S.H.Figuarts ウルトラマンアーク レビュー

どうも、Sett22 /セッツーです。
ウルトラマンアーク、毎週楽しく見ています。
先日の「さよなら、リン」は特にお気に入りで、ビターなストーリーとネロンガ・パゴスの夢のタッグマッチを両立させ、ドラマと特撮の両方で魅せるという、すごく贅沢な番組だなーと感じました。
「あけぼの荘へようこそ」も大好きです。人間と宇宙人の交流に弱い……。
カネゴン回ははっちゃけすぎててよくわからなかった……。
特撮面でも見たことが無いような意欲的なところが多く、驚かされます。
そんなアークから、ちょうど本日発売のこちらを紹介。


S.H.Figuarts ウルトラマンアーク
9月14日発売 価格:4400円(税込み)
例年7月から放送開始、11月ごろに主役のアーツが発売されるという流れになっているウルトラアーツシリーズ。
今年はなんと放送開始からわずか2ヶ月ほどという短期間で発売されました。
しかも9900円が平均の値段になりつつある近年のアーツに対して、今回は4400円とほぼ半額。
安さと速さを兼ね備えた本商品、肝心の内容を見ていきましょう。

まず箱から出した状態。
交換用手首が5セットと交換用カラータイマー、アークアイソードが付属しています。


本体。
ウルトラアーツ定番の円谷プロ造形部門LSSによる監修が入っているためか非常にプロポーションが良いです。
全体的に肉付きがよく、上半身ががっしりしたスタイルを見事に再現しています。

上半身のアップ。
マン系とセブン系の特徴が合わさった複雑な印象をしっかり捉えています。
後ろに流れるトサカや瞳のクリアなどはもちろん、特徴的な頭部の空洞もしっかり抜いてあり、瞳周りの線も薄く造形が入っています。
胸部から肩にかけてのブラックやこめかみに走る水色のラインの塗り分けも正確。
瞳の暗さだけ少し気になるかな。


首にはヒンジが折りたたまれたような機構が搭載されており、自然に真上を向けるほど首周りの可動域向上に貢献しています。

上半身の可動範囲はこのような感じ。
肩ブロックを思いっきり引き出すことができ、腕は水平くらいまで。
肘は平均的な折り曲げくらいで、胸部の斜め可動は優秀です。


腰から胸にかけての反る可動はこのくらい。
前述の通り、首は見上げる動きもうつむきも余裕。
首以下は胸部よりも腰部での可動が大きいですが、そこそこといった印象。

下半身。
シンプルな模様は綺麗な塗り分けで再現。
太ももには引き出し式の関節が入っており、高く上げる動きや少し引く動きなどを付けることができます。
腰との干渉による傷も気を付けて動かせば回避することができそうです。


ここからはポージングと共に付属品の紹介。
まずはアークアイソード。
目の模様はプリントで再現されていますが、その下は刃と同様にしっかりとクリアパーツが使われています。
刀身の模様や柄の部分も細やかに塗り分けられています。
保持用の手首が付属。

特徴的な帰ってきたウルトラマンを彷彿とさせる、背筋を伸ばした構えポーズ。
シンプルがゆえにピシっと決めるのが難しい気がします。

2話で見せた、親子をリオドの吸い込みから救いつつ回転した流れでの構え。
こういうシームレスな構えのアクションが大好物なのでお気に入りです。
親子を守るためにいつもと違う拳の位置になっているのもポイント。

交換用カラータイマーを使ってピンチシーンの再現。
程良いテンションがかかっており、ポージング中に触って取れたりということはありませんでした。
ピンの位置から上下が分かるようになっているため、反転したりということもありません。
正直、いつもは赤ランプ状態のカラータイマーは持てあましがちになるのですが、アークの場合、ピンチ→閃き→撃破の流れがあるため、嬉しい付属品です。


首をかしげてからの…… 閃き!

MAFEXシン・ウルトラマンから八つ裂き後輪を拝借してアークエクサスラッシュを再現。
下投げ式の投合がカッコイイのです。

肩の引き出しの恩恵でアークファイナライズの構えも難なく再現可能。

最後は1話の最終カットで締め。
以上、S.H.Figuarts ウルトラマンアークの紹介でした。
冒頭触れたように安さと速さを兼ね備えた商品としましたが本体の方も、優秀な可動構造と劇中の雰囲気を捉えた造形、メイン武器までしっかり押さえた付属品など十分すぎる内容で、アークが好きな方なら絶対に買って損は無いです。
しかも来月からはこのアークと換装可能なアーマー各種も発売予定で、これからさらに遊びの幅が増えていくこと間違い無し。
番組の方も新しいアーマーの登場が予告され、この商品がアークのアーツシリーズを楽しむ基本になりそうな予感です。
放送期間中に購入して遊ぶのをお勧めします!
小沢健二「追伸 モノクロマティック」を観た話
今は2024年8月18日。上の記事の続き。
前述の武道館ライブの抽選は落選。その後も応募できるものはすべて挑戦するも、連戦連敗。次の選考を逃すと後がない状況にある。
そんな折に突如発表された配信ライブ「P.S MCMQ /追伸 モノクロマティック」。
少々迷いがあったが、自分が行ったライブを追体験したい気持ちは強く、今日は誕生日ということもあり自分へのプレゼントとして購入した。

自宅のパソコンで購入。
ライブ映像を収めたBlu-rayなどを購入したことはあったが、今回が初めての配信ライブを購入する経験になった。
なぜこれまで配信ライブを購入するに至らなかったかというと、自分の偏見ともいえる想いと、先に記した「少々の迷い」に関連してくる。
その想いとは「自宅で見る配信が現地での体験を上回ることが無いのではないだろうか」というものである。これはオザケンに限ったことではなく、全てのアーティストのライブや舞台、ファンミーティングなどを含めての配信に対する私の考えである。
この考えの下、得るであろう体験と価格との釣り合いを考えてしまい、どうしても毎回迷いが生じてしまっていたのであった。貧乏学生の悩みかもしれない。
購入完了を確認し、少し緊張しながら視聴開始ボタンを押す。
その瞬間、「追伸 モノクロマティック」は、今まで持っていた偏見や固定観念を打ち砕いた。
小沢の心情を綴った詩と雪山の映像が流れ、ただのライブ映像ではないことが予感させられる。
1曲目の映像が唐突に始まる。
配信画面はよく見る、会場のモニターに写す映像の繋ぎ合わせではなく、画面全体がデザインされており、この配信はライブを映像として記録したものではなく、新たな一つの作品として再構成されているということに気が付いた。
映像は歌う小沢に寄った画角で表情を捉え続け、カメラの切り替えはあまり無い。背後に光の演出が写り込むが完全には見えず、記憶で補完する。あの日の光景が浮かぶ。
会場の席では部隊が遠く全く見えなかった表情が掴めそうで掴めない。
一方で肩の揺れ、足踏み、奏でる指先の動きははっきりわかる。キラキラした仮面やモフモフしたウサギの被り物の質感まで意識される。記憶の解像度が上がっていく。
続く2曲目はこのライブで知った「天使たちのシーン」。
あの日・あの場所で知った素敵な曲を思い出とともに持ち帰り、生活の中で曲を聴くことで記憶に思いを馳せ、またあの日に戻って聴くという体験は不思議なもので、さながらタイムスリップのようだった。
映像はカラーからモノクロへグラデーションのように転換する。
唐突な暗転と映像の分断によって、より音に意識が向く一方、画面に移る自分に向き合う時間ができる。
時折、歌詞や心情、バンドメンバーの情報などが手書きの文字で挿入される。文字による情報というのは頭が整理されるような感覚がして好きだ。ライブに付随する裏話的な内容も、思い出も、考えを記すという行為とそれを読むことが好きだ。
演奏が丸ごと記録されているのではなく、ダイジェストのように切られている部分も多い。
観客席からスマホで撮ったような質感の映像と揺らぐ音でライブが紡がれていく。
NOIZEの演奏箇所ではインスタライブの映像も使われ、各地での配信を楽しみにしていたツアー時期を思い出した。
ドゥイドゥイを盛り上げたBOZEやNOIZEを歌ったマヒトゥなどを、あれは夢ではなかったのだと改めて認識し直す。
記憶の中だけでずっと持っていたことの答え合わせのようでもあり、映像を記憶で補完する体験でもあるという、ライブと配信の相補性が、あの日の体験をより素敵なものにしていく。
アンコールの手前でライブ映像は終了。
冒頭と同じく小沢のナレーションが入る。
ライブが良すぎて映像にできないため「追伸 モノクロマティック」は日記やスクラップブックのようなものになったという話があった。
私が配信購入前に抱いていた考えにも共通するところがあり、驚いた。この、断片からライブを思い出し、追体験していくような視聴体験の楽しさと、想像していた配信ライブとは違う面白さに納得がいった。
最後にまどめクレテックさんによるツアーのエッセイ漫画が流れて幕を閉じる。
まどめクレテックさんの日記に共感し、あの日のホイッスルの音に見送られながら、また生活に帰っていく。
もう二度とは聴くことができないかもしれないと感じていた新曲群や「天使たちのシーン」、小沢歌唱の「ライツカメラアクション」などと再会することができ、贅沢なアンコールの時間だった。
8月19日、今夜はオザケン主催のリアルタイム視聴会が行われる。生活を、バイトを頑張り、またここに帰って来られるように、と思う。