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スタジオシリーズ SS-118 オプティマスプライマル レビュー

どうも、Sett22/セッツ―です。

数週間前からタカラトミー公式Youtubeチャンネルにてトランスフォーマー40周年を記念した初代アニメ版の配信が行われているのですが、これが超面白く、ドハマり中。

かねてから初代の評判は聞いていましたが、実際に観てみるとやはりぶっ飛んだ展開や登場人物全員が真面目にやっているからこその突っ込みどころと可笑しさ、またこれらが20分ちょっとの枠に凝縮されているからこその尋常じゃないテンポの良さが相まって痛快で楽しいですね〜。あとスタースクリーム

今まで実写映画とアニメイテッド・プライム・アドベンチャーくらいしか通っていなかった自分にはすべてが新鮮で、元ネタ探し的な楽しみ方もしています。

特に、先週配信された第7話「ダイノボット誕生!」が今のところ一番好きです。

というかこの回だけ段違いでツボです、ハマり方がヤバい。

以下箇条書きでリアクション・感想。

初っ端地響き!?基地の横に恐竜の化石!?ダイノボットって作られた種族なの!?

ははーん、これでデストロンに一泡吹かせるのね……!

……基地壊滅!?!?

ブチギレコンボイ司令大好き。司令官には悪いけどずっと怒っててほしい。

封印されるときの悲しげなホイルジャックとそれを見つめるダイノボットたちかわいい……。

サイバトロン軍よく流されるなぁ……。ってコンボイ司令青くない!?

よくわからないけど顔見合わせて助けようか悩むダイノボットたちかわいい……。

仲良さそうなのもいい……。

「ウーン...…マァ ソウイウコトナラ...…。」

「オイ、ナカマハドレダ。」

「コノマークヲツケテルノガナカマダ。オレ、ソウダトオモウ……。」

「オマエアタマイイ!」

片言でアホっぽいのちょっと可愛すぎないか!?

こっからダイノボットの加勢で逆転だな……。

......ホイルジャックの一撃でメガトロン様ダウン!?!?から安定のスタースクリーム

もう何度目かの問題解決!わーい!やったー!締め。平和で良き。

変形してガオー!するダイノボット!!かわいすぎる!!

予測を裏切る展開のつるべ打ちとキャラクターの愛嬌、すばらしいです。

毎週楽しさを更新していってくれる初代、底知れない……。最高...…!!

Youtubeの公式配信、途中で追いつけなくなることもしばしばあるのですが、この配信に関してはそんなことなさそうで、毎回の更新を楽しみにしています。

……前置きが思ったよりも長くなりましたが、今回はトランスフォーマー熱が高まっていたとこにタイミング良く届いたこちらの紹介です。

SS-118 オプティマスプライマル 価格:8250円(税込み)

映画内のスケール、ディティールに重点を置いて再現するスタジオシリーズにて、去年公開された最新作「ビースト覚醒」よりオプティマスプライマルが発売になりました。

本体はボイジャークラス相当ですが付属品が多く、リーダークラスの扱いなので自分の想定よりも箱が大きかったです。

パッケージ背面。

付属品とキャラクターの紹介が載っています。

他人の斧を不思議そうに見ている(ように見える)プライマルが可愛い。

まずはビーストモードから。

ゴリラの特徴的な姿勢を完璧に再現しています。

もうちょっと太ももをお腹側に曲げれたらいいかなとは思いますが、足首のスイング範囲が広いのでそちらで調整は可能。

パッケージや取説ではアームカバーが内側に向いてますが、個人的な好みで外側に向けています。

ロボットモード時に腕の前後が入れ替わるので、肘はどちらにも曲げることができます。

肩は引き出すことが可能。

こっちのが劇中に近いかな?

口半開きのせいでアホっぽい表情になってしまいましたが、顔の造形は本編そのまま。

左右非対称の傷のような造形も見事。

目のメタリックグリーンがモノトーンに映えます。

胸元にはマクシマルのマークが精密にプリント再現。

足首を起こせば二足歩行形態に。

ちょっとバランスに違和感あるかな?

引き出し関節など肩周りの可動が優秀なためドラミングポーズも可能。

指は2本ずつ動かすことができます。

ゴリラのドラミング、手はグーのイメージありますけど本当はパーなんですよね~

劇中ではグーでした。

付属品一覧。

上から、ロボットモード用の双剣とそれらを繋ぐチェーン×2・アックス・トランスワープキー。

チェーンは同シリーズのバトルトラップのオプションとしても使用可能。

またアックスも同シリーズのビースト覚醒版オプティマスプライムに使用可能。というよりこちらは劇中でオプティマスしか使っていない、完全なる他人の武器ですね......。

ストーリー上の重要アイテムだったトランスワープキーは劇中同様に分割できます。

こういう拘られたオマケは付いてるだけでありがたく、嬉しいものですな。

双剣は背中に付いている凹ジョイントに接続可能。

ビーストコンボイ伝統の接続箇所ですね。

……一通り見たところで、マクシマイズ!!

ロボットモードへ変形。

上半身の逆三角形体系から来るがっしりした印象と、すらっとした足の長さが両立しており、非常にスタイルが良いです。

またビーストモード時よりもメカ的な造形の露出箇所が増えたうえ、左右非対称な造形や擦れ塗装が特徴的で、太古から生きるロボット戦士としての説得力があります。

以下、各部位と印象的だった変形を見ていきます。

腕部が展開しつつ反転。

ロボットモード用の小さめの拳が飛び出します。

腕部。一目でわかる力強いデザイン。

ビーストモードと印象は似通っていますが、装甲の展開によって厚みが出ていてよりマッシブに。

こぶしに向けて逆ハの字に収束するフォルムがカッコいい……。

胸部と背面が展開。

ビーストモード時には背面にあった装甲が展開して腹部側に。

この動きによってビーストモードとロボットモードでボディの前後が入れ替わります。

首の根元ユニットを回転させて頭部を入れ替え。

世代的にはディケイドのFFRを連想する伝統的変形パターン。

頭部から胸部周りにかけてのアップ。

劇中ではマスクオンのイメージが強いですが、今回はなぜかマスクオフ。

というかマスクオフのシーンってあったっけ……?この辺は配信待ちです。

商品情報が公開された当初は違和感ありましたが、唇だけ露出するデザインにビーストウォーズへのリスペクトを感じ、これはこれでアリな感じに。

個人的に変形に慣れるまで難しかったのが、この脚。

ビーストモードでは、ロボ時で言う太ももとふくらはぎが組み合わさって大きな一つの脚を形成していることが分かります。

パーツをどこに持って行きたいのか、またそのためにはどことどこが連動しているのかを理解する必要があり(トランスフォーマー玩具全般のコツですが)、それを掴むまで時間がかかりました。

一方、各パーツがピッチリと合った両モードの脚のスマートさが素晴らしいです。

裏面から見たときの美しさよ……。

トランスフォーマー玩具の醍醐味だなぁと思います。

双剣を両手に武装させてアクション。

この辺も初代ビーストウォーズリスペクトなデザインになっていますね。

柄の先端にある凹凸でつなげて薙刀モードに。

クライマックスでバトルトラップに切りかかっていたシーンが印象的です。

(……ライダー武器とかの名称の癖でこういう両端に剣が付いた武器を薙刀モードって呼びたくなっちゃうんですけど本とは何て呼ぶのが適切なんでしょう……?)

付属のチェーンを使って双剣を接続すれば、特報で見せていたブンブンブン回しを再現可能。

……という名目でバトルトラップ用のオプションを付属させている印象。

特報のこの剣をブン回すシーン、印象的で好きなんですよねぇ。

オプティマスがディセプティコンと戦うオミットシーンや、エイプリンク周りのシーンの構成など、VFX周りで結構ギリギリまで作業して完成度を高めていたようなので、その関係でカットになったのかなぁ……。

本編で披露されなかったのが惜しいですが、こうして玩具で再現可能になったことには素直に感謝です。

双剣、およびアックスは太ももにもマウント可能。

個人的にはこの武士のような携え方が好きなのでこれで飾ろうかと思います。

内装は台座になっており、ノア一行とマクシマルが邂逅したペルーのジャングルを再現。

写真には入ってないですが、サイドにはマクシマルのエンブレムがあしらわれています。

正面の作品ロゴもありがたい。

これスタジオシリーズ買う時の密かな楽しみなんですよね~

いつものごとく肝心の台座としてはちょっと狭いです……笑

以上、SS-118 オプティマスプライマルのご紹介でした。

映画公開から半年と、かなり待ちましたが一周回ってまたトランスフォーマーがまたアツい時期に届きました。

唯一ロボットモードの顔造形がマスクオフな点だけは気になりますが、広く多い可動域や両モードでのスタイルの良さなどのフィギュア的なカッコよさと、豊富なオプションや子気味良く美しさすら感じる変形などのオモチャとしての楽しさが両立しており、非常に良いものでした。

肩関節がちょっとヘタりつつあるくらい毎日触っています。

来月発売のオプティマスも予約済みなので、そちらもより一層楽しみになりました。

今回付属のアックスが真価を発揮する時を心待ちにしたいと思います。