タシュミヨ!

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S.H.Figuarts シンサイクロン号(シン・仮面ライダー)レビュー

お久しぶりです、Sett22 /セッツーです。

怒涛の3月・4月の発売ラッシュを抜けたのち、玩具の購入が全然無く、前回更新からひと月ほど空いてしまいました。

(先月末に1つトランスフォーマーを購入したのですが、不良品で交換対応中……。)

モチベ上げと継続のために更新頻度を上げて行けたらなと思います。

というわけで今回は先日到着したこちら!

S.H.Figuarts シンサイクロン号(シン・仮面ライダー

発送:2024年5月17日 価格:9900円(税込)

「シン・仮面ライダー」ラストにて第2+1号とともに印象的な活躍を見せたシンサイクロン号がついに発売されました。

公開までは完全シークレットだったため、登場には興奮しましたね。

「シン・仮面ライダー」といえばなあの爽やかで優しさに満ち溢れるラストシーン。

再現には欠かせないものなので商品化の匂わせがあった時はマジ感動でした。

角島大橋、いつか行ってみたいなぁと思ってます。

ちなみに筆者はバイク知識0の人間です。

用語などのミスがあるかもしれませんが悪しからず……。

まずは全体を左右から。

本商品は「シン・仮面ライダー」にて助監督やVFXスーパーバイザーを担当された小串遼太郎さんによる監修が入っています。

線が多く、頭から尻尾にかけてのラインがカッコいいです。キャンディレッドも綺麗。

ベースとなっているのは変形前サイクロン号なので共通する箇所は多いものの、カウルやテールなどが大胆に変更されているので、印象は全く違ったものになっています。

スタンドが可動し、自立ができます。

若干保持が緩いのと角度がきついのでちょっと怖い。

カウルのアップ。

黄色や青などの差し色が入っており、車両の中で一番カラフルな部分。

中央にはバッタオーグのエンブレムと分割線に合わせてスミ入れも。

ぱっと見で初代の新サイクロン号だ!と認識できるも、よく見ると線が多く多面的、多層的な造形になっていて、見る角度によって表情が違います。

こういった素晴らしいデザインを手元でじっくり見れるのもフィギュアの魅力だなぁと。

ハンドル周り。

サイクロン号で無塗装だったハンドルのスイッチにもしっかり色が入っています。

ディスプレイは黒。

ガラス部分は偏光塗料が使われているようで、光の当たり方によって色味や透け感が変わります。

マフラーは変形前サイクロンでも特徴的だった造形から変わらず。

下から見るとエンジンから直接つながっているのは片側のみで、もう片方はダミーということが分かります。

エンジン周りにはバッタオーグのエンブレムと「SHIN-CYCLONE」のマーキングがあります。政府側が用意したサイクロンですがSHOCKERで採用されているものと同じフォントなんですね。

写真で見て気づいたのですが、よく見るとエンブレム上部のスリットは淵だけ色が違います。芸が細かい……。

角度など多少違いますが、公開当時展示されていたサイクロン号(変形前)の実車と比較。

ヘッドや長く伸びたテールなど目を引く部分が変わっているのですが、下半身?というかエンジン回りに注目すると共通性が見えてきます。

最低限のリデコでここまでガラッと印象が変わるのは面白いですね。

政府の技術で再現できる限界は変形前の状態までだった……。とか

実はまだ変形前状態でもう一段変身を隠している……。とか妄想も膨らみます。

・追記

同シリーズのサイクロン号と比較。

本体の大きさは同じくらいですね。

ベース車両はシンサイクロン号がホンダのCB250R、サイクロン号が同じくホンダのCB650Rということ。

排気量から全然違うんですね~

シンサイクロン号のCB250Rはサイクロン号(変形前)と同一ですが、変形前サイクロンはS.H.Figuarts化されていないので、今回は完全新規造形になっています。

タイヤ周りの比較。

空気の注入口の造形が増えています。

ホイール周りのディスクも片側一枚に。

前輪を基準に並べて。

ステップが結構前寄りに付いてますね。

カウルからエンジンにかけてのボリュームはサイクロン号の方が上ですが、車体自体の長さ・高さなど総合した大きさは両者同じくらいです。

付属品類。

手持ち用の第2+1号マスクとハンドル持ち手、ディスプレイスタンドと魂ステージなどに接続できるジョイントが付属しています。

手持ち用マスクを使ってラストシーン再現。美しい塗装はそのまま。背面のエンブレムもしっかり色が入っています。

第2+1号を搭乗させるとこんな感じ。

写真だとバイクが若干小さいような印象を受けます。

横から。

バイクのサイズ自体はサイクロン号と比べてあまり変わらないくらいなのですが、バイク側のコンパクトなカウルと上めに位置したハンドル、第2+1号側の太ももの可動域の狭さが影響して前かがみなポーズを取らせずらく、小さく見えてしまうのかなーといったところ。

しかしライダーとマシンが揃った興奮の前では些細な事!

延々眺めてしまいます。

色々なシチュエーションで遊んでいきましょう。

ラストシーンを初代OP風に締める案もあったそうで、そちらも見てみたかった……!!

Blu-rayの各話フォーマット版に期待大です。

下からのアングルだと小ささとかがあまり気にならないですね。

アイキャッチ風でも。

ゴー!ゴー!レッツゴー!!

保持はいつも通り山田化学スタンド。

やはり優秀です。

コートを羽織らせて。

「シン・仮面ライダー」といえばコートのイメージが強いですが、意外と戦闘中着てるシーンは少ないんですよね。

やっぱりコート+ライダーはカッコいいなぁ

発表当初は見慣れぬ違和感がありましたが、今では「シン・仮面ライダー」の偉大な発明だと思ってます。

身を隠すための合理的な措置でもあり、最小限のカッコよさを

マフラーと同じく、フィギュアに風を表現できるので着せるのもよきです。

「新しいサイクロン号とスーツが欲しい」

「これがアンタの心なんだな、本郷」

「スピードを上げてくれ一文字、新しいサイクロンを味わいたい」

「よし、行くぞ 本郷」

「俺たちはもう1人じゃない」

「いつも2人だ」「2人でショッカーと戦おう」

新たなマシン、シンサイクロン号と共に走り出した一文字は、風の中に本郷ライダーの気配を感じとった。

だがそれはまぼろしなどではない。

ダブルライダーの魂はひとつとなり、これからも いっしょに 戦い続けるのだ。

走れ、仮面ライダー第2+1号!

真の平和をとりもどすその日まで!

――シン・仮面ライダー カード No.114「ダブルライダーの絆」

ということでS.H.Figuarts シンサイクロン号(シン・仮面ライダー)のご紹介でした。

サイクロン号の意匠をベースに分解、再構成されている独特なデザインを、エッジの効いた造形と細やかな塗装で劇中そのままの立体化となっています。

第2+1号と組み合わせると少し小さく見えてしまいますが、サイクロン号との対比やベース車の大きさからみるとバイク側のサイズに矛盾はなく、ポージングで工夫できる範囲だと思います。

個人的にはシン・仮面ライダーカードで一番好きな114番や、OMITされたエンディングの別案の再現ができたことが何よりうれしいです。

11月にはBlu-rayの発売もついに決定した「シン・仮面ライダー」。

「仮面の世界-マスカーワールド-」の映像化とクモオーグ様などのアーツ化に期待しつつ、Blu-rayの到着を待ちたいと思います。