どうも Sett22/セッツ― です。
Twitterでもさんざんポストしたのですが、先日「シン・仮面ライダー」の完全受注限定版のBlu-rayを予約しました。オーグメントのソフビが付かないほう。
6月16日をもって予約締切だったためギリまで悩んで決断したのですが、秋の出費が気になるのと、ソフビの宣材写真を初めて見た際の印象、値段への躊躇を優先しての判断になりました。
今は東宝30㎝シリーズのシン・ゴジラを少年リック限定版にするかオルソverの一般流通版にするかを悩み中。
さて、今月は特に何も買う予定がないなと思っていたら、ガシャポン売り場で購入予定からすっかり抜けていたこちらを見つけたので購入。紹介していきます。
HG 仮面ライダー555 vol.2 2024年6月第4週発売 価格:500円 全4種
Vシネクスト「仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド」に合わせて展開されたHG 仮面ライダー555の第2弾。
映画公開から少し経っての発売で、ラインナップも映画のネタバレを含む内容になっています。この記事もネタバレ有で書いていきます。
今回は3回回してストレートに出たのですが4回目は確実にダブってしまうのが筐体の隙間から見えたので、おとなしく撤退。
④のワイルドキャットオルフェノクが手に入りませんでした。
リベンジしようと思ってます……!
ちなみにカプセルの色は
赤→カイザ
紫→ミューズ
緑→ファイズ
青→ワイルドキャット でした。
では、1つづつ見ていきましょう。
なお全て一度熱湯につけてカプセル内での変形を戻しています。
「パラダイス・リゲインド」にて登場したカイザの強化形態。
従来のカイザドライバーに新型のカイザフォンXXを装着しているためか、アーマーは最新型でアンダースーツは通常のカイザと共通しています。
設定が先なのかスーツ流用が先なのかはわかりませんが、こういう理由付けがあるのは気が利いてて良いなぁと思います。
劇中ではスマートブレイン製のアンドロイド草加が変身。
偽物とはいえ真理に襲い掛かるシーンはショッキングだったと同時に、明確に草加ではないロボットであることが分かる良いシーンでした。
商品の話に移りますが、草加っぽい襟元を触るポーズや顔のクリアパーツを使用した二重構造など非常に良い出来です。
一点残念なのは、個体差かもしれませんが自立できないこと。
スタンド無しはもちろん、つけた状態でも自立せず、スタンドを逆の脚にはめてやっと自立できるようになりました。
上半身のアップ。
メカディテールが細かいです。
各部のラインは写真だと黄色みが強く見えますが、実物はもっとオレンジ寄りの劇中に近い色味です。
塗り分けに関してはサンプルと比べて多少雑になってはいますが、許容範囲。
マスクの鼻先の白化した接着剤だけ気になるかな……?
横顔。
側頭部の塗り分けまで完璧。
バイザーのクリアが良い厚みで効いてます。
カイザフォンXXのアップ。
無塗装ですが造形的には問題無し。
③仮面ライダーミューズ
「パラダイス・リゲインド」から初登場したライダー。
ライオトルーパー部隊を率いてオルフェノク狩りを担当しています。
冒頭は新キャラの胡桃玲奈が変身し、最終戦では草加と同じくアンドロイドだった北崎が変身。
今回は合体状態ブレードや佇まいから北崎が変身した姿だということが分かります。
上半身のアップ。
結論から言うと今回のラインナップの中で造形・塗装共に最も出来が良いです。
頭部の白いラインやブレードのワンポイントの青など、ここまで塗るか!という仕上がり。
横顔のアップ。
他のネクスト系ライダー2人と違い、せり出したようなバイザーは付いていないのですが、頭部はしっかりクリアパーツで再現。
奥にはリング状の複眼モールドが入っています。
④仮面ライダーファイズ(発光VER.)
第1弾に収録されていたファイズのリカラーで、フォトンブラッドの発光状態を再現したものとなっています。
黒の面積が増えているため、夜のシーンイメージかなと。
実際は前回よりも大幅に塗装箇所が減っており、塗装の必要がほぼ無いオルフェノクと一緒にコスト調整の役目を担っている枠なのかなと思います。
フォトンブラッドの赤が映えてこれはこれでカッコいいです。
別角度から。
めっちゃ黒い。
肩部分のフォトンブラッドが省略されていますが、目に付く部分なのでここは塗ってほしかった。
頭部のアップ。
こちらも複眼部分にクリアパーツが使われていることが分かると思います。
首のフォトンブラッドも塗装は省略。
前回のファイズと比較。
シルバーがガンメタに、赤いラインも傾向寄りの色味になっています。
商品ページに前回と造形は同じと明記されているのですが、今回のものの方が前のめりで自立しづらかったです。
塗装量を見るとやはり雲泥の差ではありますが、前回のファイズはここ数年のガシャポンフィギュアの中でもトップクラスの造形と塗装を兼ね備えたものだったので、多少塗られていなくとも造形が良さが際立ち、これでも全然成立している気がします。
渋いカラーリングがカッコいい。
以下、前弾も含めて何枚か。
ネクストライダー勢ぞろい。
これができるのは現段階ではHGだけかな?
「555殺人事件」の並びで。
まだ解決編を見ていないんだった……。
最終決戦イメージで。
圧倒的力を誇る最新型に旧式で立ち向かうヤツを、まさかファイズで観ることができるとは思っていなかったので最終決戦は本当に燃えました。
北崎のbefore/afterで。
終盤、北崎が生身で戦うシーンが多かったので、劇場で初めて見た際は「ドラゴンオルフェノク来るぞ!!」とワクワクしていました……。
村上さん・井上大先生・白倉P・松浦P補によるトークイベントでの発言によると、もうオルフェノクのスーツは4体ほどしか残っていないらしく、ドラゴンオルフェノクのスーツはもうその中には入っていないそう。
パラリゲに登場していたウルフのスーツも相当厳しい感じだったので、寂しいですがこればっかりは仕方ない。
そもそもアンドロイドだし。
以上、HG 仮面ライダー555 vol.2の紹介でした。
前回に引き続きどれも造形のレベルが高く、特にミューズはその塗装の多さ。細かさも含めて素晴らしい出来栄えです。
これがガシャポンで手軽に手に入るというのは本当にすごいことだなと毎回思わされます。
次弾の予定は今のところないですが、デルタやパラロス系ライダー、アクセルフォームなどまだまだ展開の余地はあると思うので、ぜひ期待したいところ。
④のワイルドキャットオルフェノクだけ手に入らなかったことが心残りですが、オルフェノク立体化の機会はまたとないので、チャンスがあったらまた回して手に入れようと思います!