ども、Sett22/セッツ―です。
ブログ開設から6日、合計アクセス数が100を超えました。ありがたいことです。
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さて、本日はちと趣向を変えまして
先日、1月17日に下高井戸シネマで開催された「白鍵と黒鍵の間に」の舞台挨拶付き上映に行ってきた様子をば。
もともと気になっていた作品なうえ、池松壮亮さんがいらっしゃるということで即決。
「シン・仮面ライダー」以来大好きな俳優さんです。
下高井戸シネマは京王線の下高井戸駅からすぐの場所にあります。
初めての場所だったので迷ってしまい5・6分かかりましたが、下調べしてから行けば駅から2・3分程で行けるのではないでしょうか。
駅や街角に上映情報が張り出され、地域に根差した非常に良い空気感が伝わります。
劇場は小さめのマンションの2階に入っており、初回上映の20分前から開館。
劇場外の窓口でその日全ての回の整理券兼チケットが販売されます。
この日の初回上映は9:30からだったので開館は9:10分。
8:55ごろ下高井戸に到着したのですが、劇場に近づくとすでに列が形成されているのが見え慌てて列に。
並んでいる場所から見た景色。天気が非常に良く爽やかな朝。
窓口前の列は建物の影になってしまい寒かった……。
9:10になり整理券販売スタート。
お金を払うとラミネートされた数字が書かれた紙を渡されます。
これが入場順を表した整理券。僕は10番でした。
映画は16:35から。入場開始は上映10分前の16:25分。
適当な公園で課題をこなし、後散歩。ひたすら時間をつぶします。
こちらは下高井戸駅から劇場とは反対方向へ5分ほど歩いたところにあるたい焼き屋「たつみや」さん。
たい焼き型の大きな看板が非常に良い。
平日の朝でしたが常に2・3人並んでらして地域の方からも愛されるお店のようです。
はみ出た皮がパリパリ、あんこに近いお腹の方はもっちりしていて両方の触感が楽しめます。中のつぶあんがふっくらとおいしく、身体が温まりました。
お昼は少し離れた場所にある四川料理のお店で麻婆麵を食べたのですが、普通辛を頼んだはずなのに汁が黒く驚愕、味が分からずむせるほど辛かった。
四川料理の洗礼……。次は辛さ抑えめで頼みます。
映画見る前のおやつに再びたい焼き。
こちらは下高井戸シネマすぐの小倉庵さんで。
店員さんが皆さん元気良く、ほっこり。僕は普通の餡子を頼みましたが、カスタードや日替わりクリームもあり(この日はピスタチオ!)学生でにぎわっていました。
16:00過ぎごろ劇場到着。待機する大勢のお客さんはロビ-に収まらず劇場の外にまで。16:25から整理券の番語順に呼び出され入場。自由に席を選んで座ります。
壇上に一番近いところも良かったのですが、初鑑賞でもあるため真ん中あたりに座りました。
作品はジャスピアニストの南博さんによる同名のエッセイ本が基になっているのですが、本作はその内容を一夜の出来事として圧縮し、夢を追う「ヒロシ」と成り上がった「ミナミ」の2人の視点から描いています。
時系列の境界が曖昧(そもそも分かれていないのか?)で困惑もするのですが、その曖昧さが持つ神秘さや世界観が刺さりました。また音楽的なことは詳しくないのですが、劇伴のジャズ音楽も心地よかったです。特にクライマックスのセッションは一緒に体を揺らしたくなるよな楽しさがありました。
上映終了後すぐ、池松壮亮さんと冨永昌敬監督が登壇されて舞台挨拶スタート。
池松さんと監督の関係性や下高井戸シネマの思い出、舞台挨拶が決まった経緯や作品に込めた思い、原作本の紹介など、次の上映回までの15分ほどで充実のトーク内容でした。また会場後ろには主人公の母役の洞口依子さんや曽根役の川瀬陽太さんの姿も。
さらに、事前告知には無かったパンフレット購入者へのサイン会の開催がアナウンスされ、場内はどよめき物販は大混雑に。
池松さんを目の前にした緊張で何も話せずお礼の言葉とお辞儀をするだけになってしまいましたが、思いがけない素敵なお土産をいただいて感無量。
コンパクトなパンフレットもピアノや楽譜のような装丁やビジュアルブックが非常に凝っていてとてもかわいく、帰ってからも余韻に浸って楽しめました。
上映は終わってしまいましたが、どうやら3月にソフトの発売も決まったよう。
多くの方にオススメしたい作品です。
追記:翌日は上映終了間際だった「首」の2回目を観ました。
話の流れ、つながりが1回目よりも入ってきてより面白かったです。能楽のパートが一番好きです。加瀬亮さん、日本アカデミー賞優秀助演男優賞おめでとうございます!