S.H.Figuarts(真骨彫製法) 仮面ライダー鎧武 オレンジアームズ レビュー
お久しぶりです、Sett22 /セッツーです。
TTYOで配信されていた「仮面ライダー鎧武」がクライマックスを迎えています。
当時ぶりの通し視聴だったのですが、やっぱり鎧武は面白いですね。
先の展開を知っている分ストーリーラインに集中でき、各キャラとオーバーロードの対比関係や終盤の黄金の果実をめぐるロジック、紘汰や戒斗の行動原理などは2周目だからこそ理解できるところで面白かったです。
また、ちょうど2話ごとくらいのペースで大きく展開が動くため、知っていてもつい先が見たくなって焦らされてしまいます。
サブスクで一気見するのも良いですが、1週間ずつ次を楽しみに待つ視聴体験もやっぱり良いものだなと思いました。
そんな感じで鎧武熱が高まっている今日この頃、ベストタイミングなフィギュアが到着しましたのでご紹介。


S.H.Figuarts(真骨彫製法) 仮面ライダー鎧武 オレンジアームズ
8月10日発売 価格:9900円
今年の3月ごろ、真骨彫製法10周年とライダー系真骨彫のラインナップ100体目前を記念した新商品発表ラッシュの中で発表された本商品。
結構最近の作品で真骨彫でのリメイク圏外だと思い込んでいたこともあり、発表時には大変驚かされました。
見た目ではわからないですが、外箱の質感・触り心地が従来と変わっています。


箱から出した状態。
プロポーションが非常に良く、指先までしっかり高岩さん特有の形状を再現しています。
太ももと腹部、肩のヒラヒラした部分には軟質パーツが使われています。

上半身のアップ。
兜の前立てのスミ入れやアーマーの細い金のラインなど、細やかな塗装が効いています。
アームズチェンジギミックを搭載した兜や複眼周りも破綻が無く、スーツの印象をそのまま再現。
アーマーの深いメタリックとアンダースーツの落ち着いた紺の色味の対比も綺麗です。

ベルト周り。
ロックシード展開状態の模様やフェイスプレートの細かい図柄はプリントで再現されていますが、自分の物はロックシードの模様がすこーし左に寄ってしまっていました。
個体差かロックシードのかみ合わせが若干悪かったです。
右腰のロックシードホルダーに装着されている非展開状態のパインとイチゴロックシードは取り外し可能。

可動範囲はざっくりこんな感じで全体的に優秀。
アーマーも肩部と背面は跳ね上げることができます。
足裏はガンメタで塗装が入っています。

内箱2段目、付属品一覧。


無双セイバー。
色は本体色よりも濃い目のマットな紺色。
銃身のクレストはプリントで再現。
上記付属品写真内の上から3段目の手首で保持します。

ベルトに装填されている開いたロックシードを装着できます。
こちらはガッチリ嵌まり安定感があります。
ちなみに非展開状態のロックシードの装填は、ハンガー部の切り欠きが無いため取り付け不可でした。

無双セイバーは腰のホルダーに装着できます。
一度取り付けると結構ガッチリ嵌まるので、外す際はベルトからホルダーごと取り外し他ほうが良さそうです。

こちらはオレンジアームズの固有武器である大橙丸。
上記付属品写真内の上から2段目の手首で保持。
オレンジの果肉に当たる部分はクリアパーツで再現され、肉眼で見ると本物の果肉のようなプリッとした質感になっているのが面白いです。

両者を合体させて薙刀モード。
鎧武本体のつま先から頭頂部くらいの長さになります。

フル装備状態で。

戦極ドライバーのカッティングブレードは可動でき、専用手首を使って握らせることができます。

非展開状態のオレンジロックシードも付属。
上記付属品写真内の上から4段目の手首で保持でき、右腰のホルダーにも取り付けできます。
続いてアームズチェンジギミックの紹介です。

アームズは本体・複眼・兜の3パーツに取り外しできます。
胴体からガバっと取り外せるのが気持ちいい。


アームズを外した素体状態。
胸部に腹部から続くひし形模様が入っていませんが、アームズ装着前状態の雰囲気は楽しむことができます。
個人的には当時のボーイズトイアクションフィギュアであるACシリーズを思い出してしまうスタイル。

素体状態からさらに胸部パーツも取り外し可能で、肩の金のヒラヒラした部分も胸部から独立して取り外すことができます。
これで他のアームズ交換に対応できるようですがこのギミックが真価を発揮するのは来月バロンが発売されてから。待ち遠しい……!
ギミックは一通り紹介しましたのでポージングさせていきましょう!

「Got it, Move......Wow......」
ビャッコインベスに止めを刺した1話の必殺技。
紘汰の運命を変えた一戦。

第5話で戦いに戻る決意をした紘汰のパンチ。
当時は流して見ていたシーンですが今回の配信で1クール目、ひいては作品を代表する名シーンだと感じました。

アーマーのゴツさとは裏腹に腰〜腹の捻りが優秀なので、ジオウの宣伝でMステに出演した際に披露したバイーンダンスもバッチリ決まります。

本編シーンの再現は他のライダーが揃った時にまたやるとして、お次は我が家にある真骨彫を集めて平成対昭和の並び。

「私の負けだ……。」
50th 新1号を使ってラストシーンの再現。

「花一輪のために生命を懸ける、その優しさを貫く強さこそ本当の強さかもしれん……。」

「仮面ライダーに平成も昭和も無い、世界の未来を守るため、これからも戦い続ける!」
平成対昭和、突っ込みどころはありつつも結構好きな映画です。
ということで、S.H.Figuarts(真骨彫製法)仮面ライダー鎧武オレンジアームズのご紹介でした。
ちょうどTTYOでの配信が終わりそうなタイミングでの発売となり、自分の中でも鎧武熱が高まっているところで手に入ったうえ、特筆して遊びづらさの不満はなく、造形・可動・塗装・ギミックが全てが高水準で仕上がっており、ここ数日遊びっぱなしです。
アームズの着脱もストレスが無く、今後のラインナップ拡充に比例した遊びの幅の広がりを感じました。
ライダーアーツの中でもトップクラスの出来栄えで、来月発売のバロンや呉島兄弟の商品化にも期待が高まります。
真骨彫ブランドにしては生産量が多く、今後イベントなどで手に入る機会も用意されているようなので、広く手に取られて欲しいです。
HG 仮面ライダー555 vol.2 レビュー
どうも Sett22/セッツ― です。
Twitterでもさんざんポストしたのですが、先日「シン・仮面ライダー」の完全受注限定版のBlu-rayを予約しました。オーグメントのソフビが付かないほう。
6月16日をもって予約締切だったためギリまで悩んで決断したのですが、秋の出費が気になるのと、ソフビの宣材写真を初めて見た際の印象、値段への躊躇を優先しての判断になりました。
今は東宝30㎝シリーズのシン・ゴジラを少年リック限定版にするかオルソverの一般流通版にするかを悩み中。
さて、今月は特に何も買う予定がないなと思っていたら、ガシャポン売り場で購入予定からすっかり抜けていたこちらを見つけたので購入。紹介していきます。

HG 仮面ライダー555 vol.2 2024年6月第4週発売 価格:500円 全4種
Vシネクスト「仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド」に合わせて展開されたHG 仮面ライダー555の第2弾。
映画公開から少し経っての発売で、ラインナップも映画のネタバレを含む内容になっています。この記事もネタバレ有で書いていきます。
今回は3回回してストレートに出たのですが4回目は確実にダブってしまうのが筐体の隙間から見えたので、おとなしく撤退。
④のワイルドキャットオルフェノクが手に入りませんでした。
リベンジしようと思ってます……!

ちなみにカプセルの色は
赤→カイザ
紫→ミューズ
緑→ファイズ
青→ワイルドキャット でした。
では、1つづつ見ていきましょう。
なお全て一度熱湯につけてカプセル内での変形を戻しています。


「パラダイス・リゲインド」にて登場したカイザの強化形態。
従来のカイザドライバーに新型のカイザフォンXXを装着しているためか、アーマーは最新型でアンダースーツは通常のカイザと共通しています。
設定が先なのかスーツ流用が先なのかはわかりませんが、こういう理由付けがあるのは気が利いてて良いなぁと思います。
劇中ではスマートブレイン製のアンドロイド草加が変身。
偽物とはいえ真理に襲い掛かるシーンはショッキングだったと同時に、明確に草加ではないロボットであることが分かる良いシーンでした。
商品の話に移りますが、草加っぽい襟元を触るポーズや顔のクリアパーツを使用した二重構造など非常に良い出来です。
一点残念なのは、個体差かもしれませんが自立できないこと。
スタンド無しはもちろん、つけた状態でも自立せず、スタンドを逆の脚にはめてやっと自立できるようになりました。

上半身のアップ。
メカディテールが細かいです。
各部のラインは写真だと黄色みが強く見えますが、実物はもっとオレンジ寄りの劇中に近い色味です。
塗り分けに関してはサンプルと比べて多少雑になってはいますが、許容範囲。
マスクの鼻先の白化した接着剤だけ気になるかな……?

横顔。
側頭部の塗り分けまで完璧。
バイザーのクリアが良い厚みで効いてます。

カイザフォンXXのアップ。
無塗装ですが造形的には問題無し。


③仮面ライダーミューズ
「パラダイス・リゲインド」から初登場したライダー。
ライオトルーパー部隊を率いてオルフェノク狩りを担当しています。
冒頭は新キャラの胡桃玲奈が変身し、最終戦では草加と同じくアンドロイドだった北崎が変身。
今回は合体状態ブレードや佇まいから北崎が変身した姿だということが分かります。

上半身のアップ。
結論から言うと今回のラインナップの中で造形・塗装共に最も出来が良いです。
頭部の白いラインやブレードのワンポイントの青など、ここまで塗るか!という仕上がり。

横顔のアップ。
他のネクスト系ライダー2人と違い、せり出したようなバイザーは付いていないのですが、頭部はしっかりクリアパーツで再現。
奥にはリング状の複眼モールドが入っています。


④仮面ライダーファイズ(発光VER.)
第1弾に収録されていたファイズのリカラーで、フォトンブラッドの発光状態を再現したものとなっています。
黒の面積が増えているため、夜のシーンイメージかなと。
実際は前回よりも大幅に塗装箇所が減っており、塗装の必要がほぼ無いオルフェノクと一緒にコスト調整の役目を担っている枠なのかなと思います。
フォトンブラッドの赤が映えてこれはこれでカッコいいです。

別角度から。
めっちゃ黒い。
肩部分のフォトンブラッドが省略されていますが、目に付く部分なのでここは塗ってほしかった。

頭部のアップ。
こちらも複眼部分にクリアパーツが使われていることが分かると思います。
首のフォトンブラッドも塗装は省略。



前回のファイズと比較。
シルバーがガンメタに、赤いラインも傾向寄りの色味になっています。
商品ページに前回と造形は同じと明記されているのですが、今回のものの方が前のめりで自立しづらかったです。
塗装量を見るとやはり雲泥の差ではありますが、前回のファイズはここ数年のガシャポンフィギュアの中でもトップクラスの造形と塗装を兼ね備えたものだったので、多少塗られていなくとも造形が良さが際立ち、これでも全然成立している気がします。
渋いカラーリングがカッコいい。
以下、前弾も含めて何枚か。

ネクストライダー勢ぞろい。
これができるのは現段階ではHGだけかな?

「555殺人事件」の並びで。
まだ解決編を見ていないんだった……。

最終決戦イメージで。
圧倒的力を誇る最新型に旧式で立ち向かうヤツを、まさかファイズで観ることができるとは思っていなかったので最終決戦は本当に燃えました。

北崎のbefore/afterで。
終盤、北崎が生身で戦うシーンが多かったので、劇場で初めて見た際は「ドラゴンオルフェノク来るぞ!!」とワクワクしていました……。
村上さん・井上大先生・白倉P・松浦P補によるトークイベントでの発言によると、もうオルフェノクのスーツは4体ほどしか残っていないらしく、ドラゴンオルフェノクのスーツはもうその中には入っていないそう。
パラリゲに登場していたウルフのスーツも相当厳しい感じだったので、寂しいですがこればっかりは仕方ない。
そもそもアンドロイドだし。

以上、HG 仮面ライダー555 vol.2の紹介でした。
前回に引き続きどれも造形のレベルが高く、特にミューズはその塗装の多さ。細かさも含めて素晴らしい出来栄えです。
これがガシャポンで手軽に手に入るというのは本当にすごいことだなと毎回思わされます。
次弾の予定は今のところないですが、デルタやパラロス系ライダー、アクセルフォームなどまだまだ展開の余地はあると思うので、ぜひ期待したいところ。
④のワイルドキャットオルフェノクだけ手に入らなかったことが心残りですが、オルフェノク立体化の機会はまたとないので、チャンスがあったらまた回して手に入れようと思います!
小沢健二 ‘24ツアー Monochromatique(モノクロマティック)に行ってきた話
2024年5月9日。
NHKホールにて開催された「小沢健二 ‘24ツアー Monochromatique(モノクロマティック)」に参加した。
彼のライブに行くのはこれが初めてだった。

小沢健二の曲を初めて聴いた、というより存在を知ったのは2017年12月。何気なくMステを見ていた時だった。
年末の特番で会場は幕張メッセ。画面の中に現れたスチャダラパーと小沢健二。
スチャダラパーの名前は知っていたが、ワイドナショーのコメンテーターとして出演しているBOSEしか知らなかったのでパフォーマンスを見たのはここが初めてだった。
楽曲は「今夜はブギー・バック」。
「タモ!て言ったらリ!て言ってくれ、タモー?」「リ!!」「タモ―?」「リ!!」
司会であるタモリの名前に掛けた軽快なコール&レスポンスで場を沸かし、一瞬で空気を2組色に染め上げた。微笑みながら楽しそうに見守るタモリの表情が強く印象に残っている。
テレビの前で見ていた僕も一緒に楽しんでいると、横で見ていた母はオザケンと呼び懐かしんでいた。
一瞬の静寂を切り裂くようにオザケンが歌い始める。なんだか大人な雰囲気がカッコよかった。
後からわかったことだが、この日の演奏は音源とは違うアレンジがされており、どのバージョンを聞いてもこの日聴いた「ブギー・バック」にはたどり着かなかった。
流れのまま始まった2曲目は当時の新曲、「流動体について」。
この曲独特のリズミカルな曲調とギターの音が鮮烈で異様に耳に残った。
もっと他の曲も聴いてみたいと思った。
以来、新旧いろいろな曲を聴き、彼の作る音楽が作る幸せな気持ち、歌詞から浮かぶ情景と人々の営み、前向きな肯定感に魅了されすっかりファンになった。
かねてから行きたかったオザケンのライブ。
ツアータイトルは「Monochromatique」。
その名の通り、あえて舞台照明に色を使わずモノクロに行われるという。
しかも全席に会場ごとに変わるグッズ「ひみつ小道具」付き。
また、2024年は僕が一番好きなアルバム「LIFE」の発売から30周年のタイミングでもあった。
面白い試みと「LIFE」の楽曲が聴けるかもしれないという期待に胸踊り、すぐに応募した。
第1希望に砂かぶり席、第2希望S席、第3希望A席。
当落発表、S席の当選がわかり、日々ウキウキしながら4月を迎える。
名古屋と大阪公演には「今夜はブギー・バック」30周年を記念したスチャダラパーの客演も発表されていた。
発券日の通知が届き、急いで向かったローソンで発券。
確認した座席位置は、3階 C10列。
我が目を疑った。3階 C10列。
正直なところ、かなり落ち込んだ。
S席で3階というライブの厳しい現実に打ちひしがれた。
が、名古屋でツアーが始まり、日々投稿される感想と各会場から行われる各公演5分程のライブ配信を見ていると否が応にも楽しみな気持ちは強くなり、テンションが上がった。期待が膨らむ
ひみつ小道具のうち一つは小沢デザインのネクタイが5種類からランダムで入っているらしい。
「モノクロマティック」なドレスコードとネクタイに合わせた服装を考えつつ、ステージから離れた座席に不安を覚えつつ、5月を迎えた。

ライブ当日、前日公演までのセットリストを調べたくなる気持ちを抑えて家を出た。
少し緊張のソロ参戦。道中、オザケンの曲はあえて聴かなかった。
電車を乗り換える際、午前中までの雨は止み、千代田線の車両内にはあたたかな夕日が差し込んでいた。
駅から代々木公園を抜けてNHKホールへ向かう。
時間に余裕が無く、通り過ぎるだけになってしまった代々木公園は、新緑が太陽に照らされて美しかった。
フラッグの練習をするチアの姿。バスケコートやサッカー場は多くの若者でにぎわっていた。いつかまたゆっくり散歩したい場所の一つとなった。

会場に着くと既に多くの人たちでにぎわっており、物販はほぼ完売。
場内では皆モノクロボックスを広げて何やら作業をしていた。
早速僕もボックスの引換所へ。
ロビーの端に場所を見つけ開けてみる。

中身はネクタイと公演の日付入りホイッスル、ホイッスル用のミュート板・耳栓・新曲の歌詞カード。
どうやら皆が行っていた作業はこのミュート板をホイッスルに取り付ける作業のようだった。

説明書と場内のアナウンスによると、ホイッスルは演奏中、指示がある場所で自由にならすことができるようだ。ミュート板をつけることでホイッスルに入る空気量の調節ができ、それによって公演中に音量の調節が可能になる。
この取り付け作業が程よく難しく、みんなで同じ作業に難儀し苦労を共有する空気感が楽しかった。
ギンガムチェックのネクタイを締め、若干の緊張感を払拭するため少し気合を入れて会場に入る。

3階 C10列、最後列から数えた方が早いその席から見るステージは、やはり少し遠めではあった。が、思っていたほどではなかった。少し安心する。
ステージには楽器が並び、周りにはスモークが焚かれている。ホール内を見渡したり、モノクロボックスを眺めたりしていると、ほどなくして講演開始のアナウンスが流れた。
完全に証明が落ち、会場全体が真っ暗になる。
ステージに人影が見えるがスモークでぼんやりとしか見えない。
目を凝らしているとステージ中央にスポットライトが当たり演奏が始まった。
小沢健二がそこに居た。
黒いマスクで目元を隠し、ウサギの被り物をしている。
逆光気味のライトとスモークではっきりとした顔は見ることができないが、その佇まいは何度も観返した音楽番組やMVの中の姿そのものだった。
うさぎの耳がひょこひょこと揺れている。
1曲目は「フクロウの声が聞こえる」。
1番のサビとともに小沢以外の楽器たちも照らされ、全体像が見える。森から抜けるような光の広がりが、曲の盛り上がりとばっちり嚙み合い、このライブに来てよかったなという感動を覚えた。
間奏とともにMCとホイッスルの説明が入る。
ゆったりとした曲調もありなんとなく皆座りながら曲と説明を聴いていると「立った方が楽しいので立ちましょう」という言葉が。
促されるまま立ち上がると、前の席の人はもちろん会場全体が思い思いに音楽にのって楽しむ影が揺れるさまが目に入り、人目を気にしがちで恥ずかしがりな自分もこんなふうに楽しんでいいのだと勝手に勇気をもらった。
オザケンによる「Whistle!」の掛け声とともに、息を切らしながら笛を吹く。
会場がピィーという甲高い音に包まれる。
楽しい。
これだけ多くの、ここで一緒にホイッスルを鳴らしている全員が彼の曲やパフォーマンスに惹かれて来ているのだということを考え、ふと歌詞を意識する。
「凍えることなんてないから 寒かったら暖炉に火灯すから」
声を震わせながら、あたたかく力強い支えを歌う言葉に、気づくと僕は涙をこらえていた。
「『はじまり、はじまり』と扉が開く」ライブの幕開けとシンクロし、なんだか胸がいっぱいになった。
1曲目、2曲目が終わり小沢によるエッセイが読まれる。
「昭和生まれが総人口の2/3を占める」「筋力が心配だから総立ちならぬ総座りも」「総立ちではなく総友達(ダチ)」。
自分のこれまでと重なる。
直撃世代ではないため、この好きな気持ちを共有できる友達が今まで周りに居なかった。
お風呂で一人歌っていた曲を周りと一緒に、思いっきり歌うこの体験はまさしく総ダチであると強く思った。
ある曲のラップパートで舞台袖から突如スチャダラパーのBOSEが登場。今回のために書き下ろしたラップを披露したのち、自分のパートが終わると颯爽と退場していった。これまでの公演には出演していたため、今回も来そうだなという予感はあったものの正式には東京公演への参加告知がなかったうえ、予想外のタイミングでの登場だったため、この先の展開への期待も含めて大いに盛り上がった。
何曲か演奏した後、総座りの指示があり、間奏の間にバンドメンバーの紹介が始まった。
紹介されたパートは演奏から一度離脱し、曲から担当している楽器の音が抜ける。楽器が抜けることで曲に変化が起こり、そのパートが浮かび上がるように意識される。
ライブに行った回数が多くないこともあってか、このような紹介の仕方は初めてだった。
特に興味深かったのがベースだ。
僕は音楽や楽器について疎く、これまでベースと言われてもあまりピンと来ていなかったのだが、演奏からベース担当が抜けると一気に曲の雰囲気が変わり、なんだか物足りないような違和感を覚えた。
この引き算による強調が面白く、非常に印象的だった。
ここまでライブを楽しんでいて分かったことがある。
それは、この3階C10列の席もなかなか悪くないということだ。
というのも、そもそもオザケンの顔は隠れてしまっているため、表情を意識する必要はなく、歌声や語り、話し方などからすべてが伝わってくる。
また、舞台全体の演出とそれを受けた観客の反応がよく見えるのが個人的にとても楽しく、自分に合っていると感じた。
新曲「Noize」や、個人的に好きな「ある光」の演奏に声を合わせたりしつつMCに入る。
呼び込みとともにスチャダラパーの3人が本格登場。やはり来ていた。
会場が歓声に包まれ期待が膨らむ。
「今夜はブギー・バック」の30周年を受けて二組によって作られた新曲「ぶぎ・ばく・べいびー」を披露は大盛り上がり。
そのまま、最近聴いて好きになったスチャダラパーの「ライツ・カメラ・アクション」を演奏する。
音源とは違いギターが強調されたアレンジでサビを小沢が歌う。
「アクション!!」に声を合わせるのが何とも楽しい。
曲の終わりとともに暗転。
少し間をあけて暗闇の中、次の曲のイントロのフレーズがギターで奏でられる。
それは「今夜はブギー・バック」だった。
「最終日だからこの曲もやっちゃうでしょ!」とBOSE。
明転とともに演奏が始まると4人が客席に呼びかける。
「ブギ!て言ったらバックって言う、ブギー?」「バック!」「ブギー?」「バック!!」
フレーズこそ違えど、このコール&レスポンスは紛れもなくあの日見た盛り上げ方、あの日聴いた「今夜はブギー・バック」だった。
少しおぼろげになっていた記憶の輪郭が一瞬はっきりとした。
当時聴いたサウンドやリビングの光景が浮かんだ。
フラッシュバックする、などとよく言われるが、ここまでの衝撃は初めての体験だった。
今まで見ていたライブ配信の音声には拾われていなかったレスポンスの声が会場に響く。こんなに大きく、心震わす音だったとは。会場に来なければ気づくことができなかった。
最後は新曲「台所は毎日の巡礼」
モノクロボックスに入っていた歌詞カードを見ながら合唱。
ボックスを開け閉めする音が一斉に会場に響くのが微笑ましい。
「ああ のり弁は鰹節を炒めるとうまい」「レシピは人類の交換日記」
文字を読むことで歌詞の一つ一つが自分の中により入ってくる。
ぼんやりと台所の光景が浮かぶ。
毎日お弁当を母に作ってもらっていた高校の頃の、鰹のふりかけ弁当が嬉しかった時の記憶も、ともに思い出された。
曲の終わりとともに暗転。
「アンコールお願いします」の言葉とともにステージが空になる。
僕を含めアンコールを待つ人々の拍手と笛の音が聞こえる。
それに応えて、しばらくしてバンドメンバーと小沢が再度登場。
アンコール1曲目は「彗星」。2019年に発表された曲で、コロナ禍の間もよく聴いていて元気づけられていた曲だった。
続いての2曲目はファンになったきっかけでもある「流動体について」。
隣の人も楽しみにしていたようで今までよりも前のめりに聴いている。勝手に通じ合った感じがした。
「無限の海は広く深く でもそれほどの怖さはない」
声を合わせて歌う。
繰り返しがいつもより多い。
この曲が終わった後、小沢は感極まった様子で、声を震わせて観客に感謝していた。
2曲続けた演奏が終わると再度照明が暗くなり、開演時と同じように、彼だけにスポットライトが当たる。
「ぶぎ・ばく・べいびー」とツアーのため書き下ろした2つの新曲「魔法がかかる夜、大阪にいる」「輝夜神楽」を連ね、改めて弾き語りで披露した。
シンプルな演奏によって声の機微や言葉が直に届くような気がする。曲と曲の境界が曖昧で、照明の効果もあり幻想的だった。
弾き語りが終わると、いよいよ正真正銘のラストが近づく。
今日の最後の曲であり、ツアーを締めくくる曲はスチャダラパーの再登場とともに、またも「ぶぎ・ばく・べいびー」。
しかし、短時間で聴いた同じ曲なのにもかかわらずアンコール前の「ぶぎばく」とアンコール後の「ぶぎばく」、また弾き語りの「ぶぎばく」でそれぞれ違うものに聞こえた。
特に締めとなった「ぶぎばく」は、アンコール前のものとアレンジ等変わらないように思えたが、熱狂の中怒涛のように過ぎ去った大盛り上がりの「ぶぎ・ばく・べいびー」よりも、楽しかった時間の終わりを噛みしめつつ、どこかしみじみと聴いていた。
後悔が無いように、僕も声を出した。
アンコールの演目がすべて終わり、最後のMCが始まった。
ライブの最後はいつも恒例で「生活に帰ろう」という呼びかけで締めているようだが、今回は初めていつもと違う文言で締めようとしているらしい。
終演までのテンカウントが始まる。
名残惜しい気持ちでいっぱいになりながらも声を合わせる。
「5,4,3,2,1,戦いに帰ろう」
意外な言葉だった。
暗闇と歓声に包まれて、僕たちは戦いだらけの生活に帰っていった。
会場が明転し、公演終了を告げるアナウンスが流れると、客席からは「え~」という声が漏れていた。超共感。
席に座って余韻や空気を感じたい気持ちはあるが、足早に物販コーナーへ向かう。
ライブの開演が始まってからモノクロボックスに入っていたネクタイの販売が始まり、終演後、当たらなかった柄を買い揃えることができるのだった。
何か一本欲しくなり柄を選ぶ。
優柔不断な性格が出てしまい、立ち止まって迷ったが、直感で手に持っていたモノクロボックスとおそろいのタータンにした。

物販会場が設けられていたNHKホール奥のロビーの壁面には岡本太郎の巨大な壁画が飾られていた。「天に舞う」というらしい。
虹のような色使いと立体的な造形、浮き上がる巨大な人型に迫力があった。
最寄りの渋谷駅の「明日の神話」、また近くの青山に岡本太郎記念館に足を運んだことはあったが、こんなところにまであるとは思わなかった。
一昨年、NHKで放送されていた、岡本太郎の作品や言葉を題材にした番組「TAROMAN」をきっかけに岡本太郎の作品を追うようになったため、この地で思いがけず出くわしたことに運命的なものを感じた。

会場を後にし、モノクロな集団とともに渋谷駅へ向かう。
「戦いに帰ろう」の言葉の意味を考える。
課題や期限との戦い、人間関係のせめぎあい、アルバイト中のお客様との戦い。
これからの長い帰り道も戦いか。
道中、オザケンの曲を流しながら呼び込みをしているりんご飴屋があった。
商魂たくましいなと微笑ましく思いながらも、これもお店の人たちにとっては生活の中にある戦いの光景だなと思った。
新宿からの帰りの電車であたりを見回すも、モノクロボックスを持った人やネクタイを身に着けた人を見つけることはできなかった。
来るときと同じく、また一人になってしまったが、もう今までのようなちょっぴり寂しい孤独感は無かった。
この文章を書いている今の時点でもライブ後の余韻が続いているような気がする。
というよりも、これを書いているからこそ余韻が持続していると言った方がいいかもしれない。
3時間ほどのライブの時間は思い返すと一瞬の出来事だったように感じてしまう。
スマホで今回のセトリのプレイリストを聴いてみても、もうあの時間には戻れない。
が、あの時の光景や感情は自分の中に刻み込まれ、曲を聴くとすぐに思い出すことができる。あの時間に戻ることができる。
そんな気持ちが強くなったライブだった。

次に予定されているライブは8月31日土曜日。
アルバム「LIFE」の発売日に日本武道館で開催される「LIFE」30周年記念ライブ。
アルバムの音を極力再現し、当時と同じメンバーとオーケストラで演奏されるようだ。
一番好きなアルバムがここまでフォーカスされる機会は今後無いかもしれない。
今日までにあった全3回の抽選はどれも落選している。
次の抽選発表は6月28日。
回数を考えるとそろそろリミットが近いかもしれない。
この戦いにも、挫けず、負けじと立ち向かっていきたいと思う。
神様を信じる強さを僕に!
さようなら、庵野秀明展。
どうも、Sett22 /セッツーです。

現在愛知県で開催中の庵野秀明展。今回が最後の巡回とのこと。
2022年に大阪会場には行ったのですが、その時は記録を残すことに終始してしまい、ゆっくり展示を見ることができなかったなというのが心残りでした。
今回の名古屋会場は「シン・仮面ライダー」の展示が拡充しているということもあり、5月27日に、ちょっと遠かったのですが日帰り一人旅へ行ってきました。

9:00過ぎに新幹線で名古屋に到着。
恥ずかしながら、初めて新幹線を一人で予約して一人で乗りました……。
難しかったりややこしいイメージがありましたが、やってみると意外と簡単でスムーズ。
平日の午前だったためか、自由席ガラガラでありがたかった。
天気はあいにくの雨。

方向感覚には自信があるのですが、さすがに馴染みない土地での乗り換えには手間取りました。
僕流の迷子対策はグーグルマップで大まかな位置を見定めてから案内板を見ることです。

このきっぷ独自の特典(この期間中はステッカー)がもらえる庵野秀明展の入場券・購入駅から会場の最寄り駅である金山への往復切符・金山駅内の駅ビル「μプラット金山」で使えるクーポン券がセットになっています。
名鉄名古屋駅からの価格は大人2120円。
通常、庵野秀明展の当日券が学生1600円、往復料金が420円、クーポンで頂いたソフトドリンクが380円だったうえ、ステッカーも貰えちゃうという かーなーりお得な計算。

駅で面白かったのがこの電光掲示板。
レトロな雰囲気と、来る電車の種別によって停まる駅の表示が変わるという親切さが良かった。

9:45ごろ、金山駅に到着。
改札で切符の持ち帰りをお願いしたら、特殊券は持ち帰り不可とのこと。
無念……。

改札外には大きな広告がいたるところに掲げられていました。
会場に向けてテンションが上がります。

会場である金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)は駅から徒歩1分圏内。
経路には屋根も付いていて雨でも安心でした。

1階エントランスには巨大フォトスポット。
今更ながら記念写真撮ってもらえばよかったかな~
促されるまま2階の受付に進み入場券を見せ、平日入場者特典ときっぷのノベルティを受け取って、10時頃、いよいよ入場。
エスカレーターで上がった先の3階にグッズコーナー、4・5階が展示になっており、各フロアにトイレがありました。再入場不可なのでトイレがあるのはありがたい。


展示入口にはシン・仮面ライダーの新聞広告にも使われた、若かりし庵野監督の旧1号コス姿と先日監督がサプライズ来館された際に書かれたメッセージ、サインが。
庵野監督らしい言い回しとキングがかわいい。
展示物の撮影よりも鑑賞を優先したため、以下印象的だったものを中心に紹介。

第一章の展示スペースはSFメカ群がケース無しで中央に配置され、かなり近くで楽しむことができました。

名古屋付近でアニメ映画祭を行っていたようで、そちらに登壇した安彦良和先生が来館されたそう。初代三部作の資料の横にサインが残されていました。
来たよ~~!がかわいい……!

何度見ても圧倒される初代ウルトラマンと帰ってきたウルトラマンのスーツ展示。
帰りマンは当時物のようで激しい劣化具合が歴史を物語ります。

今回気づいた個人的フェチポイント。
覗き穴の部分がくりぬかれており、左目はそこから奥の電球が覗いていました。
構造がよくわかって面白かったです。


マイティジャックの絵画。
作品名の複製の文字が消されていたのでもしかして成田亨さんが描いたオリジナルなんでしょうか。

DAICON版帰ってきたウルトラマンのカラータイマー。
つまようじの蓋で作られたお手製感あふれる物になっています。
なんと、庵野監督が約40年間保管していた当時のものだそう。
物持ちが良すぎる……。

5階の展示はエヴァンゲリオンからスタート。
壁面の美術館備え付けの電話まで世界観に巻き込む展示がカッコ良かったです。

「巨神兵東京に現る」で使用された頭部。
結構大きいうえ、塗装と造形が素晴らしく存在感がありました。

個人的に大好きな「シン・ゴジラ」ゾーン。
第2形態~第5形態までが勢ぞろい。

この造形物たちを一挙に見れる機会はもうこの先の人生で無いかもしれないなーと思ったり。


背びれの根元付近の穴の集合体が、スカスカの石みたいで好きなポイント。
所有している酒井ゆうじ造形コレクションの堀の深いディティールとも違い、全体的に筋肉の塊のような有機的な印象がありました。

検討用の3Dプリントされたローポリゴジラ。
ボディが現代アートのような多面体で構成されていて、これはこれで面白い。
玄関とかに置きたいので商品化してほしい。

皮膚のディテールの参考となった、造形師の竹谷さん宅で栽培されていたゴーヤと、牧元教授が遺した解析表。
作品中は折り鶴が使われていましたが、DNAのようならせん構造も検討されていたようでそれはそれで見てみたかった。
どうやって折るんだろう……。


第2形態と第3形態。
第4形態と同じく3Dプリントされたものと雛型がセットで展示されていました。
両者ともに目の透明感が印象的。


そして目玉の第5形態。
「シン・ゴジラ」作中のラストシーンでは見ることができない角度からも鑑賞でき、特に内部の造形は圧巻。
今にも動き出しそうな動きの表現と大きさの迫力がありました。

先に進むと「シン・エヴァンゲリオン劇場版」コーナー。
原画などの展示に囲まれて巨大な第三村のミニチュアセットがお目見え。
「プロフェッショナル」で監督が特集されたときに初めてこのミニチュアの存在を知ったのですが、度肝を抜かれた記憶があります。

作中フォーカスされた場所にはスケールを合わせた登場人物のパネルが置いてあり、探すのが楽しかったです。
ここはヴンダーに乗り込む前に3人が来た高台。

ケンスケの家周辺も。
電車が飛び出してたり浮いてたり崖があったり、あそこらへんもニアサーでなんかあったっぽいんですよね。

ミニチュアが大きめのスケールということもあり、目線を下げると本物の町並みのよう。
いろんな角度から嘗め回すように見てしまいました。


こちらは終盤の初号機対第13号機戦で使われた、特撮背景美術の巨匠である島倉二千六さんによる背景画。
遠目から見ると実写にしか見えない綺麗な青空ですが、寄ってみると手で描かれたものだということが分かります。
この印象の変化はすごかったです。驚きました。

続いては「シン・ウルトラマン」の展示へ。
2年前の「シン・ウルトラマン」公開直後くらいに行った庵野秀明展大阪会場よりも展示物が増えていました。


こちらは飛行シーン用の検討モデル。
海洋堂から出ているメガソフビの原型としても使われているそうな。
ローポリのゴジラと同じく、フィラメントの積層痕が良い味出してます。

メフィラスの名刺のオリジナルともついに対面。
シンプルなデザインながら、フォントとレイアウトに美しさを感じてしまいます。

禍特対のバッジ。
これの立体物は数あれど、この撮影用オリジナルを完全再現したものは未だ発売されていません。
このシャープさ、薄さを再現したものが欲しい......!!


今一分の一レプリカの予約を受け付けているKATO太くん人形の小道具。
デザインワークス内で庵野監督がこだわっていた様子のもっちり感が、思わず手を握りたくなってしまうほど素晴らしかったです。


ラストはやっぱり「シン・仮面ライダー」コーナー。
これを見に来たと言っても過言では無いです。
まずはコウモリオーグの検討用造形物。
手塚とおるさんを3Dスキャンした頭部に造形を施していったものと思われます。
表情が完璧にあの手塚さんで小さいながら存在感がありました。

個人的に好きな展示でもあるマスク造形の検討用雛型。
NHKのドキュメンタリーで造形担当の藤原カクセイさんがミリ単位の調整をしていたことでもお馴染みですね。

こちらは今回初めて見た検討用モデルの全身図。
おそらく池松壮亮さんのスキャンデータに粘土で造形をつけてバランスを見るためのものだと思われます。


頭部のアップ。顎周りやマスクのディテールが完成品とは大幅に違うため、ある程度初期段階で使われた物だったのかなと。
よく見ると覗き穴周りはしっかり抜かれていますね

安彦監督と同じく、こちらにもアニメ映画祭関連で来場していた出淵裕さんのサインが書かれていました。
SHOCKERのマスクやエンブレムなど数々のデザインを手がけられていることもあり、実質 死神博士のポジション。これほどまでこの言葉が似合う人もいないでしょう。

マスク1つ目はクモオーグ。
展示自体はワンフェスや庵野秀明展の他会場などでされていましたが、僕は初めてのご対面。念願叶いました。
糸を吐く機構をガスマスク風にまとめている口元にアクションに動きが出るドレッドヘアー、初代を意識しつつグラフィティなペイントなどカッコいいが凝縮されています。
後頭部のふくらみから前頭部にかけてのラインと、8本のドレッドで頭全体でクモのようなシルエットになっているのも好き。


クモオーグは外やコンクリート上でのアクションが激しかったためか、細かな傷が至る所についており、過酷な撮影を物語っていました。
後頭部にはかなりでかでかとクモオーグのエンブレムが。
あまり意識したことが無かったので驚きました。


次はクモオーグの後輩、K.Kオーグ。
有機的なカメレオン側とメカニカルなカマキリフェイスが不思議とまとまっている面白いデザイン。
カメレオンの目と笑ってるような口元が普通に怖かったです。


初めてちゃんとK.Kオーグを後ろ側から意識したのですが、しっかりハーフ&ハーフではなく重なり合っているようなデザインになっていました。

ハチオーグ様。
バルト9で展示されていたものを何度か見に行った思い出。
Cアイ・アンテナ・クラッシャーとライダーと同じデザインラインで構成されており、ヒロイックなカッコよさがあります。

第0号ことチョウオーグ。
展示を見るのは大阪の仮面ライダー展以来1年ぶり。
長い触角が特徴的。
目の上にある造形物のアールが美しかったです。


見る角度によって紫から青、赤にグラデーション的に色が変わり、偏光塗料が使われていることが分かります。仮面ライダー展で見た響鬼っぽい。
頭頂部には塗装ハゲが。
最終決戦の取っ組み合いとかでできた傷かと思ったけど、あの時使ってたのは触角がCG処理できるアクション用ぽかったし、こんなとこ擦るようなシーンあったかなぁ……。と疑問も。

第2号。
こちらもライダー展ぶりの対面。
複眼のディテールの細かさと赤の鮮やかさ、素材の透明感が美しい。


旧2号をイメージした独特なこの黒と緑の中間の色味はフィギュアなどの製品ではなかなか再現されないため、実物ならではだなぁと。
耳当てから顎にかけてのクラッシャーのラインが鋭くてカッコいい。
バイクに乗ってるシーンで映えるんですよね~

最後はこちらの第2+1号。
これを見に名古屋まで来たと言っても過言では無いです。


引きで見るとツヤっとしたメタリックグリーンに見えますが、近くで見ると粒子のギラっとした美しさがあり、様々な表情が見られます。
第2号と同じく複眼も綺麗。
中央に走るラインは第2号のようなシルバーではなく白に見えました。

最後は他会場と同じくシン系実写特撮立像そろい踏み。
毎回テンション上がっちゃいます。
今回は結構近くまで寄れました。

横浜やベースヤードトーキョーなど公開時期に至る所で見たシン・ウルトラマン立像。
もしかしたらこれが最後の対面になるかもしれないですね。

ライダーの上半身アップ。
庵野秀明展対シン・仮面ライダーの際に、この立像はアクション用スーツに近いと庵野監督がおっしゃっていたような気がします。
マフラーも高級そうな質感の素材ですが、Blu-rayに付属するものと同じ素材なのでしょうか。

マスクのアップ。
クラッシャーがだいぶ開いてるのが毎回気になる。
個人的にはもっと閉じてクラッシャーの下半分が前方向に飛び出してる方が好きなんですが、これはこれで初代旧1号の顔立ちに近くて好き。

最後は庵野監督のサインで〆。

グッズを買った後はシン・仮面ライダーのBlu-rayに付属するムビモンの展示が。
実物見ると欲しくなっちゃいますね……。
受注終了まであと1週間ほど。
迷いに迷います。

サソリオーグの出来がめっちゃ良かったです。
表情が完全に長澤まさみで、裏面の塗装も抜かりなし。
このスケールのフィギュアとしては最高峰の再現度ではないかと。
庵野秀明展はこれにて終了。
15:20までいたので5時間以上滞在してたみたいです。
外に出ると午前中まで降っていた雨は既に止んでいました。


会場を後にし、金山駅を挟んで反対側に位置したASUNAL金山へ移動。
初号機と本郷の灯籠が展示されていました。
一応見とこうかなというくらいの気持ちで見に行ったのですが、多面的な構成が結構すごかったです。

金山駅の駅ビル、μプラット金山内の「一丁目 いっちょう」で遅めのランチ。
当初きしめんが食べたくて色々お店を探していたのですが、大好物の親子丼が目に入り吸い寄せられるように入店。
きしめんもメニューにあったため親子丼ときしめん、どちらを食べようか迷ったのですが親子丼とミニきしめん、さらに唐揚げとサラダがセットになったいっちょう膳なるランチセットがあり、即決。1980円。
庵野秀明展きっぷに付いていたクーポン券も使うことができ、ソフトドリンクをいっぱい頂きました。
おいしかった~!!選択に間違い無しでした……!

庵野秀明展に行くこと以外ノープランだったので、お昼を食べた後は一度名古屋へ戻り夕飯まで暇つぶし。

名古屋の周りをぶらぶらした後、ナゴヤドーム前のイオンモール内にガンダムベースのサテライトショップが入っていることを知り、ちょっと覗きに行きました。
特に目新しいものは無かったので買いはしなかったのですが、限定品がずらっと並ぶ様は壮観で、空いてて見やすかったです。

夕飯はひつまぶしを食べることを決めていたので、ドームから名古屋までの間にある久屋大通駅で途中下車。「いば昇」さんへ。

櫃まぶしとお吸い物を注文。合わせて4000円。
うなぎは香ばしく、パリパリとした食感で非常においしかったです……!
最後はお茶づけにして頂き、ほっこり。
お店の方も明るく温かい雰囲気で良かったです。

名古屋市内の位置関係がよくわかっていなかったのですが、外に出たら見てみたかったテレビ塔が。ラッキー。

名古屋駅に移動し、ういろうやなごやん、日本酒などのお土産を購入。
こだま号でゆっくり帰路につきました。

庵野秀明展で買ったグッズたち。
エヴァコラボのゆかり黄金缶・図録・監督不行届のクリアファイルとポストカード・じょうぶなタイヤのポストカードとTシャツ・ゴジラ第2形態(通称鎌田くん)の名古屋限定金のしゃちほこ風キーホルダー・ステッカー類・DAICONFILM版帰ってきたウルトラマンのアクスタです。
しゃちほこキーホルダーや図録は行く前から買うことを決めていたのですが、アクスタと「じょうぶなタイヤ!」関連のグッズは完全に衝動買い。後悔は無いです。
Tシャツは悩みに悩んだのですが、今では特にお気に入りで、かわいくて普段使いしやすかったです。
右の方にある庵野秀明展と書かれたステッカーは前述の庵野秀明展きっぷ付属の入場券に付いてくるノベルティ。
その上にあるエヴァ初号機の原画を使用したポストカードは平日限定の入場者特典。
両方とも無料で頂くには豪華すぎる内容で嬉しかったです。
ということで以上、庵野秀明展に行ってきた日記でした!
初めての名古屋でわからないことも多かったのですが、無事ハプニングもなく、それどころか、最高においしいご飯も頂くことができました。
庵野秀明展は2年ぶり2回目だったのですが、この2年の間に「式日」や「ラブ&ポップ」を観たり、「シン・仮面ライダー」が公開されたりしたこともあり、以前よりもより楽しめる内容となっていました。
庵野秀明展きっぷが用意されていたのもありがたかったです。
特に「シン・仮面ライダー」関連のマスク展示がこの物量で行われるのはまたとない機会だと思うので、この機会に見ることができてよかったです。悔い無し!
残り日数は少ないですが、行ける方は会期中にぜひ行ってみてください!
S.H.Figuarts シンサイクロン号(シン・仮面ライダー)レビュー
お久しぶりです、Sett22 /セッツーです。
怒涛の3月・4月の発売ラッシュを抜けたのち、玩具の購入が全然無く、前回更新からひと月ほど空いてしまいました。
(先月末に1つトランスフォーマーを購入したのですが、不良品で交換対応中……。)
モチベ上げと継続のために更新頻度を上げて行けたらなと思います。
というわけで今回は先日到着したこちら!

S.H.Figuarts シンサイクロン号(シン・仮面ライダー)
発送:2024年5月17日 価格:9900円(税込)
「シン・仮面ライダー」ラストにて第2+1号とともに印象的な活躍を見せたシンサイクロン号がついに発売されました。
公開までは完全シークレットだったため、登場には興奮しましたね。
「シン・仮面ライダー」といえばなあの爽やかで優しさに満ち溢れるラストシーン。
再現には欠かせないものなので商品化の匂わせがあった時はマジ感動でした。
角島大橋、いつか行ってみたいなぁと思ってます。
ちなみに筆者はバイク知識0の人間です。
用語などのミスがあるかもしれませんが悪しからず……。


まずは全体を左右から。
本商品は「シン・仮面ライダー」にて助監督やVFXスーパーバイザーを担当された小串遼太郎さんによる監修が入っています。
線が多く、頭から尻尾にかけてのラインがカッコいいです。キャンディレッドも綺麗。
ベースとなっているのは変形前サイクロン号なので共通する箇所は多いものの、カウルやテールなどが大胆に変更されているので、印象は全く違ったものになっています。

スタンドが可動し、自立ができます。
若干保持が緩いのと角度がきついのでちょっと怖い。


カウルのアップ。
黄色や青などの差し色が入っており、車両の中で一番カラフルな部分。
中央にはバッタオーグのエンブレムと分割線に合わせてスミ入れも。
ぱっと見で初代の新サイクロン号だ!と認識できるも、よく見ると線が多く多面的、多層的な造形になっていて、見る角度によって表情が違います。
こういった素晴らしいデザインを手元でじっくり見れるのもフィギュアの魅力だなぁと。


ハンドル周り。
サイクロン号で無塗装だったハンドルのスイッチにもしっかり色が入っています。
ディスプレイは黒。
ガラス部分は偏光塗料が使われているようで、光の当たり方によって色味や透け感が変わります。


マフラーは変形前サイクロンでも特徴的だった造形から変わらず。
下から見るとエンジンから直接つながっているのは片側のみで、もう片方はダミーということが分かります。

エンジン周りにはバッタオーグのエンブレムと「SHIN-CYCLONE」のマーキングがあります。政府側が用意したサイクロンですがSHOCKERで採用されているものと同じフォントなんですね。
写真で見て気づいたのですが、よく見るとエンブレム上部のスリットは淵だけ色が違います。芸が細かい……。


角度など多少違いますが、公開当時展示されていたサイクロン号(変形前)の実車と比較。
ヘッドや長く伸びたテールなど目を引く部分が変わっているのですが、下半身?というかエンジン回りに注目すると共通性が見えてきます。
最低限のリデコでここまでガラッと印象が変わるのは面白いですね。
政府の技術で再現できる限界は変形前の状態までだった……。とか
実はまだ変形前状態でもう一段変身を隠している……。とか妄想も膨らみます。
・追記

同シリーズのサイクロン号と比較。
本体の大きさは同じくらいですね。
ベース車両はシンサイクロン号がホンダのCB250R、サイクロン号が同じくホンダのCB650Rということ。
排気量から全然違うんですね~
シンサイクロン号のCB250Rはサイクロン号(変形前)と同一ですが、変形前サイクロンはS.H.Figuarts化されていないので、今回は完全新規造形になっています。


タイヤ周りの比較。
空気の注入口の造形が増えています。
ホイール周りのディスクも片側一枚に。


前輪を基準に並べて。
ステップが結構前寄りに付いてますね。
カウルからエンジンにかけてのボリュームはサイクロン号の方が上ですが、車体自体の長さ・高さなど総合した大きさは両者同じくらいです。

付属品類。
手持ち用の第2+1号マスクとハンドル持ち手、ディスプレイスタンドと魂ステージなどに接続できるジョイントが付属しています。


手持ち用マスクを使ってラストシーン再現。美しい塗装はそのまま。背面のエンブレムもしっかり色が入っています。

第2+1号を搭乗させるとこんな感じ。
写真だとバイクが若干小さいような印象を受けます。

横から。
バイクのサイズ自体はサイクロン号と比べてあまり変わらないくらいなのですが、バイク側のコンパクトなカウルと上めに位置したハンドル、第2+1号側の太ももの可動域の狭さが影響して前かがみなポーズを取らせずらく、小さく見えてしまうのかなーといったところ。

しかしライダーとマシンが揃った興奮の前では些細な事!
延々眺めてしまいます。
色々なシチュエーションで遊んでいきましょう。

ラストシーンを初代OP風に締める案もあったそうで、そちらも見てみたかった……!!
Blu-rayの各話フォーマット版に期待大です。
下からのアングルだと小ささとかがあまり気にならないですね。

アイキャッチ風でも。
ゴー!ゴー!レッツゴー!!

保持はいつも通り山田化学スタンド。
やはり優秀です。

コートを羽織らせて。
「シン・仮面ライダー」といえばコートのイメージが強いですが、意外と戦闘中着てるシーンは少ないんですよね。

やっぱりコート+ライダーはカッコいいなぁ
発表当初は見慣れぬ違和感がありましたが、今では「シン・仮面ライダー」の偉大な発明だと思ってます。
身を隠すための合理的な措置でもあり、最小限のカッコよさを
マフラーと同じく、フィギュアに風を表現できるので着せるのもよきです。
「新しいサイクロン号とスーツが欲しい」
「これがアンタの心なんだな、本郷」
「スピードを上げてくれ一文字、新しいサイクロンを味わいたい」
「よし、行くぞ 本郷」
「俺たちはもう1人じゃない」
「いつも2人だ」
「2人でショッカーと戦おう」
新たなマシン、シンサイクロン号と共に走り出した一文字は、風の中に本郷ライダーの気配を感じとった。
だがそれはまぼろしなどではない。
ダブルライダーの魂はひとつとなり、これからも いっしょに 戦い続けるのだ。
走れ、仮面ライダー第2+1号!
真の平和をとりもどすその日まで!
――シン・仮面ライダー カード No.114「ダブルライダーの絆」
ということでS.H.Figuarts シンサイクロン号(シン・仮面ライダー)のご紹介でした。
新サイクロン号の意匠をベースに分解、再構成されている独特なデザインを、エッジの効いた造形と細やかな塗装で劇中そのままの立体化となっています。
第2+1号と組み合わせると少し小さく見えてしまいますが、サイクロン号との対比やベース車の大きさからみるとバイク側のサイズに矛盾はなく、ポージングで工夫できる範囲だと思います。
個人的にはシン・仮面ライダーカードで一番好きな114番や、OMITされたエンディングの別案の再現ができたことが何よりうれしいです。
11月にはBlu-rayの発売もついに決定した「シン・仮面ライダー」。
「仮面の世界-マスカーワールド-」の映像化とクモオーグ様などのアーツ化に期待しつつ、Blu-rayの到着を待ちたいと思います。
S.H.Figuarts 仮面ライダーBLACK SUN(初変身Ver.)レビュー
どうも、Sett22 /セッツーです。

昨日は新宿へゴジラ-1.0の応援乗船に行ってきました。
堀田艦長役の田中美央さん&サプライズで山﨑貴監督の登壇があり大爆発で幕を開け、シリアスなパートでちょっと落ち着くも、クライマックスの海神作戦前夜→決行→勝利→の流れで大熱狂。大盛り上がりであっという間に閉幕。
時間は短いながら、お二人の素敵なお人柄も伝わってきた超楽しいイベントでした!
また新しい企画待ってます!
さて、今回は先日到着したこちらのご紹介です。


S.H.Figuarts 仮面ライダーBLACK SUN(初変身Ver.) 2024年4月発送 価格:7700円
去年開催された「TAMASHII NATION2023」の開催記念商品として発売され、それを表すスリーブが付いています。
中身のデザインは黒を基調としたBLACK SUNの作品イメージに合ったものです。


本体は一般販売されていたBLACK SUNのリカラー品。
本編第5話にて初めてBLACK SUNへと変身した際の一瞬の発光状態を再現しています。


上半身のアップ。
各所のエッジが鋭く立っていてカッコいい。
肉眼だとより劇中の印象に近い顔立ち。

世紀王サンドライバー。
計器類やパイプ、土台のオレンジなども細かく塗装で再現。
中央の発光部は通常版や南光太郎などで使われていたクリアパーツではなく、メタリックレッドで大きめに塗装されています。
クリアパーツの方が好みですが発光表現としてはこちらもアリですね。

本商品の特徴である発光再現の塗装。
頭部・肩・前腕・脛の先にかけてオレンジのグラデーションが入っています。
本編と比べるとちょっと違う印象ですが、黒一色の本体にワンポイント入ることで全身のラインと共に良いアクセントとして機能しています。

付属品類。
交換用手首パーツが左右4種ずつ。
胸の脚を取り外した際の差し替えパーツが左右分。


世紀王ブラックブレード。
柄の部分は取り外すことができ、棘が減った武器手首用の柄パーツと交換することで装備できます。

胸パーツを交換して持たせるとこんな感じ。
脚が伸びて切れ味が上がる原理とネーミングは謎ですがインパクトがあって好きなギミックです。

バトルホッパー付属の交換用頭部パーツと無限にピリオドを打つマークが入った胸パーツも問題なく取り付けることができるので、最終話の状態にすることも可能。
黒の色味も馴染んでます。

似た頭部で比較。
意外と違いますね。
目はバトルホッパー付属の方はギラッと反射しますが、初変身版はクリアパーツの色味が濃いです。
オレンジのラインは初変身版の方が強調されて引かれています。
シルバーの色味もよく見比べると違いますね。

胸部と股関節の引き出し可動や前腕・脛に仕込まれたロールの可動の恩恵でバトルホッパーへの搭乗も自然に決まります。
一方関節の渋みがかなりキツめで、そこは少し気を使います。ヘタるよりは良いかな?
では最後に何枚か。

俺は太陽の子!

仮面ライダーBLACK SUN!!
BLACK SUN本編、大筋は真面目で暗いトーンですが、所々張り切ったかのように原典のBLACK要素が強くなるところがあり、そこが好きです。
そしてその頂点が最終話冒頭。最高!

ビルゲニアに向かってダッシュ&引き摺り回し。
本来この時点ではもう複眼や全身の発光は終わっていますが、せっかくなので初戦闘時の再現をいろいろやってみます。

メリメリメキメキ。
肩の引き出しや肘の二重関節が優秀で印象的なこのポーズも楽々できます。

ここのヤカラポーズと腕蹴り飛ばしも好き。

バトルホッパー付属のオプションと交換して、第9話ラストの覚醒。

最終決戦時のためポーズ。

からの複眼発光。
カメラワークとダイナミックな動きが相まってBLACK SUNの戦闘シーンの中でもトップクラスに好きなシーンです。

ラストはバトルホッパーと。
時を超え、空を駆けるブラックサン。己の正義を信じ、この星のためシャドームーン打倒に向かう……。
以上、S.H.Figuarts 仮面ライダーBLACK SUN(初変身Ver.)のご紹介でした。
とにかく可動が優秀で、本編のポーズ再現が捗ります。
実は通常版のサンプル写真の段階からBLACK SUNのアーツはスルーすることを決めていたのですが、その理由が頭部。
本編や新宿駅で行われていたスーツ展示などで見た顔の印象よりもアーツの方は細く感じてしまい、購入には至りませんでした。
今回の初変身verも買う予定はなかったのですが同時に受注していた真骨彫タジャドルの購入を止めたこともあり、勢いに任せて抽選に応募→当選。
正直商品到着までの間に後悔の念もありましたが、手元に届くと目の色のおかげか不思議と先の造形の不満点はあまり感じず大満足!
購入していたバトルホッパーと南光太郎も活かすことができ、本当に買ってよかったです!
殿様飛蝗怪人達の商品化も待ってます…!!
アルティメットルミナス ウルトラマン19 レビュー
※2024/4/19 Bタイプの黒目修正を追記
どうも、Sett22/セッツーです。

先日秋葉原の近くまで行く用事があったので、ついでに魂ストアにも行ってきました。
お目当てはもちろん真骨彫の鎧武!

……だったのですが鎧武オレンジアームズがまさかの出張中。
鎧武のオレンジ以外のアームズやバロンを見てきました。
宣材写真だと通常アーツとあまり印象変わらないなぁと思ってましたが、そこはさすがの真骨彫。
エングレービングのシャドウやスーツの質感が素晴らしかったです。
予約済みなので発売が楽しみです。
ということで今回は秋葉原で買ってきた商品の紹介をしていきます。

目当てのものはアルティメットルミナス ウルトラマン 19。
オンラインガシャポンで受注していたものがついに一般販売されました。
入荷情報があった駅近くのガシャポンショップで6回挑戦するも、ストラクチャー5、にせウルトラマン1……。

諦めきれず翌日、リベンジ。
ストラクチャー2
Bタイプ1
にせウルトラマン1
焦らず生活圏での入荷を待てばよかった……。

まずはざっとストラクチャー類7つ。
いつものやつですね。
横長タイプの破壊されたビルは出ませんでした。

まぁ何はともあれフィギュアは全種コンプ!
今回はウルトラマン第18話「遊星から来た兄弟」に特化したラインナップになっています。


1.ウルトラマン(Bタイプ)
第1弾でラインナップされていたBタイプがついにリメイクされました。
今回はファイティングポーズでの立体化です。

上半身のアップ。
若干ラインにズレはありましたが、シワ造形やプロポーションなど今回もスーツをそのまま小さくしたかのような素晴らしい造形です。

点灯させるとこんな感じ。
ルミナスユニットの搭載方法は近年のスタンダードの胸部分割式。
初代ウルトラマンのルミナスはもう何体目かですが何体あっても良いですね。カッコいいです。

ただ一点。黒目の位置が盛大にズレています……。
できたら塗装を落として描き直そうかなと……。
※追記

ということで黒目の塗装を剥がしてみました。
プリントっぽかったので剥がせるか心配でしたが、Mr.カラー薄め液で簡単に落とせました。

このままでも十二分にカッコいいですが、せっかくなので黒目も入れます。

こんな感じになりました。
使ったのは黒の油性マーカー(マッキー的なやつ)。
若干左目が外にズレましたが誤差の範囲でしょう!

斜めから見るとこんな感じ。
またマスクの間まで線を伸ばしてみました。
なかなか上手くいったかなと!
したの修正前のBタイプとも比べてみてください!
※追記終わり

SP弾にてラインナップされていたAタイプ・Cタイプと。
ポーズは違いますがついに初代ウルトラマンの全タイプが揃いました……!
全て同じウルトラマンですが、どれも個性があっておもしろいです。


2.ザラブ星人
今回1番欲しかったザラブ星人。
巨大化状態ではなく、耳が飛び出し電子頭脳を持った等身大の姿を再現しています。
大きな頭が目を引き、存在感があります。
デザイン的に分割が目立たないのもお気に入りポイント。

上半身のアップ。
脇の下に回ったバンドの造形まで入っています。
やはり500円で買えるフィギュアとしては最高峰の出来ですね。

電子頭脳は持ち手とアンテナがシルバー塗装されており、ボタン類の彩色も細かく綺麗です。

点灯させるとこんな感じ。
頬が青く発光。光りそうな雰囲気のある目ですが、こちらは残念ながら光らず。
クリア部が分厚く奥まってるので、新品のユニットを使うと綺麗に光ります。

搭載方法はこんな感じ。


3.にせウルトラマン
アルティメットルミナスはカプセルの大きさやコストの都合上怪獣や星人などの敵方の商品化が難しいシリーズだとは思いますが、このにせウルトラマンが発表された際にはこの手があったか!と驚きました。

上半身のアップ。
目が釣り上がった悪い顔してます。
黒いラインもしっかり塗装。

横顔。
頭頂部からアゴにかけて対象に走るラインが美しいです。

点灯させるとこんな感じ。
目は黄色で成型されており、端まで綺麗に灯ります。


並べて戦闘シーンを再現!

以上、アルティメットルミナス ウルトラマン19のご紹介でした。
シリーズのここ最近の流れである1エピソードに特化したラインナップ。
初代からはシン・ウルトラマンでフォーカスされたことも記憶に新しい「遊星から来た兄弟」が選ばれました。
安定した素晴らしい造形で本編からそのまま出て来たかのような存在感。
アソートは厳しいですがその分フィギュアはガシャポンの中でもトップクラスな逸品です。
色々と展開が控えているようですが、個人的にはブレーザーの続報を楽しみに待ちたいと思います。